奥多摩湖を後にして車で移動を開始。

奥多摩湖は渓流をダムで堰き止めた湖の為、貯水量の変化がある。
そのため、どこまでが湖なのか、正確な位置は分からない。

鴨澤橋と言う橋を越えると山梨県に入るが、
この辺りから渓谷っぽくなるので、
便宜上ここから丹波川渓谷としよう。

丹波川渓谷を通る国道411号、大菩薩ライン。
丹波川沿いに走るその道は、川よりずいぶん高い位置を通る。

その為、川の姿を目の当たりに出来る機会は限られている。

時々ある橋からならば、紅葉に彩られた谷筋と川を見ることが出来る。





丹波川の源流は遠く笠取山付近に端を発する。

この辺りでは随分と川幅は広く、流れも緩やか。



かつて裏甲州街道とも言われたこの道。

今ではすっかり整備されてとても走りやすい道になっている。


交通量もさほど多くはないので快適な紅葉ドライブが楽しめる。

山あいの道だが、時々道の端に駐車可能なスペースが有り、

そこに車を停めて周囲を撮り歩く。


一通り撮ったら移動。を繰り返して谷道を遡って行く。




時々開けた場所に来ると、眼下に丹波川渓谷の素晴らしい景色。


水は清らかで、空は高く、山々は鮮やかだ。












尾崎行雄水源踏査記念碑と言うものがあった。



ちょこちょこと車を停めては撮り歩きを繰り返し、

標高もだいぶ上がって来た。

柳沢峠ももうすぐ。






そして柳沢峠を超えてすぐ。

見晴らし台の様な駐車帯へ。




落日にはまだまだの午後3時過ぎ。

霞む富士山と手前に広がる紅葉の山姿。






ここが今回の最終目的地。

ここで落日を待って、秋の紅葉旅の締めくくりに

富士山を撮ります。
















この柳沢峠は富士山のほぼ真北方面にあるので、

朝日夕日共に、絡めて写真に撮る事は出来ません。


が、斜陽に照らされる姿なら撮れる。

秋の夕暮れのイメージにはよさそう。

と言う事で、この日の最後に設定しました。



今年の秋は紅葉が遅めだと、方々で聞きましたが、

そろそろ終わりかも。

紅葉の終盤は葉が枯れてしまい美しさが陰ります。

遠目には良くても、やはり写真的には美しくない。


なので、今回か、ギリ次回で終わりとなりそうです。


そうなると時期的にはもう冬。

ですが、写真的にはまだ冬景色は撮れません。

中途半端な時期に入ります。

撮影に行く機会も減ってしまうかもしれません。


ブログの更新も滞ってしまうかもしれませんが、

何かあったら更新して行きたいと思っています。


どうぞ、よろしくお願いします。






写真HP : OHLOONのふらふら風景展示館



https://ohloon-photo.amebaownd.com




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