丹波川の源流は遠く笠取山付近に端を発する。
この辺りでは随分と川幅は広く、流れも緩やか。
かつて裏甲州街道とも言われたこの道。
今ではすっかり整備されてとても走りやすい道になっている。
交通量もさほど多くはないので快適な紅葉ドライブが楽しめる。
山あいの道だが、時々道の端に駐車可能なスペースが有り、
そこに車を停めて周囲を撮り歩く。
一通り撮ったら移動。を繰り返して谷道を遡って行く。
時々開けた場所に来ると、眼下に丹波川渓谷の素晴らしい景色。
水は清らかで、空は高く、山々は鮮やかだ。
尾崎行雄水源踏査記念碑と言うものがあった。
ちょこちょこと車を停めては撮り歩きを繰り返し、
標高もだいぶ上がって来た。
柳沢峠ももうすぐ。
そして柳沢峠を超えてすぐ。
見晴らし台の様な駐車帯へ。
落日にはまだまだの午後3時過ぎ。
霞む富士山と手前に広がる紅葉の山姿。
ここが今回の最終目的地。
ここで落日を待って、秋の紅葉旅の締めくくりに
富士山を撮ります。
この柳沢峠は富士山のほぼ真北方面にあるので、
朝日夕日共に、絡めて写真に撮る事は出来ません。
が、斜陽に照らされる姿なら撮れる。
秋の夕暮れのイメージにはよさそう。
と言う事で、この日の最後に設定しました。
今年の秋は紅葉が遅めだと、方々で聞きましたが、
そろそろ終わりかも。
紅葉の終盤は葉が枯れてしまい美しさが陰ります。
遠目には良くても、やはり写真的には美しくない。
なので、今回か、ギリ次回で終わりとなりそうです。
そうなると時期的にはもう冬。
ですが、写真的にはまだ冬景色は撮れません。
中途半端な時期に入ります。
撮影に行く機会も減ってしまうかもしれません。
ブログの更新も滞ってしまうかもしれませんが、
何かあったら更新して行きたいと思っています。
どうぞ、よろしくお願いします。
写真HP : OHLOONのふらふら風景展示館
https://ohloon-photo.amebaownd.com
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