北奥仙丈ヶ岳から下山後、二つ目の本命である吐竜の滝へ。


大弛峠から清里の吐竜の滝へ行くには、
一旦山を下ってから山塊を回って行く必要があります。

朝は甲府市の町を回避して来る事ができましたが、
清里へ行くには甲府の町を通らざるを得ない。

甲府はとても都会なので、交通量も多く、
夜間はともかく、昼間は混雑するので通りたくない。


と言う事で、長野側へ降りる事に。



大弛峠の長野県側。朝撮った写真。



ちょうど大弛峠を境に南側は山梨県、北側は長野県。

山梨県側は県が管理する林道なので、アスファルトで綺麗に整備されている。

一方、長野県側は川上村が管理する林道。

村が管理なので予算規模が小さく、整備が行き届いていない。


と言うか、ほぼ放置?


ネット上の情報では砂利道で通行には注意、と出ていたが、

行ってみてビックリ!


とんでもない!

砂利道というより川原みたいな大きな石で敷き詰められている様な状態。


しかも凸凹で、時速5km以上出すと荷物がひっくり返り、

タイヤがパンクして車が破損しそう。


ちょっと進んだだけで右に左にポコポコと跳ね上がる。




私が2度と行きたくない道というのがある。

一つは国道299号の群馬〜長野間、十国峠。

とんでもなく狭く見通しが効かない上に、

興味本位で入って来る車やバイクが多く、

避けられる場所も少ない。


そことは違うが、ここももう二度と来たくない。

良く言えば、ヘビーなオフローダーには人気が出そうな道。


でも私の車はSUV。

こんな道を通る為の車ではない。


後悔先に立たず。

1時間近く格闘してなんとか通り抜けた。




それでも抜けた先には素晴らしい景色が。


川上村は高原レタスなどが有名で、

山深い所ですが、その分、景色は素晴らしい。


出来れば小海方面から入って行きたい所でした。









川上村から南牧村の野辺山方面へ。


レタス街道という小海線と並行して走る道からは

八ヶ岳や周辺の山々が紅葉で素晴らしい景色。









野辺山からは国道141号で清里の吐竜の滝へ。



吐竜の滝は西向きなので、午後にならないと日が回ってきません。

しかも山の中なので日が翳るのも早い。


なので、見頃の時間帯は12時から3時頃まで。


紅葉の進み具合はベストタイミングでした。





最寄りの駐車場からは数分で着きますが、

せっかくなので道中の森でも撮って行きます。






ここの川又川も周囲の紅葉と合わせて見栄えがします。






吐竜の滝。

三脚を持って行って、スローシャッターで

川の流れを絹状に。



他にも同好の士が来ていて順番待ち。

もちろん普通の観光目的の方々も来るので、

気を使わせる事がない様なそぶりで待ちます。


三脚を使っていると機動性が落ちるので、

代表的なカットを数枚撮った後は手持ちに切り替えて

普通の速度のシャッターで。




落ち葉が溜まっている淵も秋っぽいです。





滝をあえて脇役にして。







フィッシュアイで見上げて。







最後は望遠で切り抜き。






山梨県方面は今ちょうどベストシーズン。

ここ数年行っている伊奈ヶ湖や四尾連湖なんかもいいでしょう。


ただ、今年は趣向を変えて別の場所に行ってみたいと思っています。


はてさて、来週はどこへ行こうか?

水曜日あたりが天気が良さそうだ。






写真HP : OHLOONのふらふら風景展示館



https://ohloon-photo.amebaownd.com



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