紅葉のタイミングを測って情報を集めていました。
そんな中、天気予報が絶好のタイミング。

今年行きたい予定の中でも一番早く紅葉になりそうな所。
あおれが今回行った長野県小諸市の黒斑山。

浅間山の外輪山で、車で標高2000mの高峰高原まで行き、
そこからの登山。
山頂は標高2400m。

情報ではまだ色づき始め。
でも待ちきれませんでした。




高峰高原ビジターセンターの駐車場に着いたのは午前5時前。

深夜移動の皮算用を間違えて早く着き過ぎました。


麓の小諸市は標高900m以下。

その手前の軽井沢町の国道18号の標高1000m地点で

ただ今の気温8℃と出ていたので、

標高が100m上がるごとに0.8℃下がるそうなので、

1000m上がった駐車場の気温はおそらく0℃前後。


車の中にいても寒い。


駐車場には先客が4台ほど。

皆静かにしている。

私もエンジンをかけて暖房をつけるなどはせず、

ブランケットや予測して持っていったジャケットを着るなどして耐える。



今年は夏季など暖かい時期に撮影に来ていた期間が長かったから、

この感覚はしばらくぶりだ。


車の中って、風を凌げるだけで、ほとんど外気温と変わらない。

外が0℃なら中も0℃。


いつもなら着いてすぐに星を見たり、夜明けを撮ったりするのだけれど、

今回は出来なかった。


体がまだ寒い時期に対応できていない。







そうこうして耐えているうちに朝になり、

気温も少し上がったので、予測して持っていったセーターと、

念のため持っていっているレインウェアの上着を着て行動開始。




まずはすぐお隣の高峰高原ホテルの駐車場から下界を望む。

ここは雲海が見られる事で有名。


この日も美しい雲海が見れました。


惜しむらくは、日の出時に行動出来ていれば

朝焼けの雲海が撮れていたかもしれない、という事。

まあ、すぎた事は仕方ない。

次への課題としよう。








ひとしきり雲海を楽しんだ後、いよいよ登山へ。

登山道入り口の脇に鳥居があったので、小さな祠に手を合わせて

今回の登山の安全はお願いする。









まだ低い太陽が当たるととても暖かく感じる。

そのくらい寒い。


しかしそも気温差が美しい景色を作ってくれる。

光と影も写真にはありがたい。









ここは落葉松がとても多く、広葉樹はあまり見かけない。

詳しくは分かりませんが、落葉松の方が色づきは遅いのか、

まだ青い葉が多かった。

一方、時々見かける広葉樹はもう枯れてしまっているものも多かった。






雲海は随分長い時間残っていてくれた。

落葉松の木々の間からよく見えた。




今回のルートは高峰高原から黒斑山への表ルート。

他の方もよく利用するメジャーなコース。


ざっくり説明すると、行きはピークを2つ越えるアップダウンがあり、

帰りはアップダウンの無い延々と下るショートカット。


体力がある前半に疲れるアップダウンを済ませておこう、という事です。





最初のピーク、車坂山を越えて、次のピーク、槍が鞘へ向かう間の谷間。


この辺りの紅葉が一番進んでいたかも。

奥に見えるのが槍が鞘?

あれを超える訳です。




今回はここまで。

例の如く、現像が終わっていません。


今回は最近の朝散歩のおかげで体力が僅かながら向上した成果か、

ここまでは疲れ知らずでした。


最終的には歩く屍、ゾンビウォークになる訳ですが(笑

決して今までの山より楽な山だった訳ではありません。


やっぱり日頃の体力作りは大切ですね。







写真HP : OHLOONのふらふら風景撮影記



https://ohloon-photo.amebaownd.com




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