1月の末に行った山梨県甲州市の柳沢峠。
大寒波で気温が低い中行ったものの、
望んだ景色には出会えませんでした。

その時の記事で望む景色になる条件を書きましたが、
その条件が揃い、望みの景色になりそうだったので行って来ました。


夜明け前





夜明け前に着くと道路脇の駐車できるスペース(駐車場ではありません)は

雪に埋もれていました。

スタック上等!で突っ込みました。



まだ薄暗い中、車外へ出て確認すると、

山肌の木々に雪は残っておらず、黒々とした枝模様。

ここへ来る途中に丹波山村の渓谷沿いは枝に着雪がありましたが、

峠を越えてみると着雪はありません。

南向きだからでしょうか?


同目的でいらした方話してみると

ここ10年で真っ白になったのは3回くらいしかない、との事。

着雪なのか、霧氷なのかは分かりませんが、

かなりレアなのだとか。


この日は大雪後にしては暖かい(とは言え、零下ですが)

霧氷は望めなさそう。

でも、山肌の木々の間には積雪があり、

白っぽくはなっています。

とりあえず、朝日が登ってくるのを待ちます。






この日は祝日だったからなのか、

土曜日だったからなのか、

写真目的の人が多く来ました。

まあ、私もその内の1人ですが。


とりあえず、富士山を撮る以外、

やる事はないので、

前景に木を入れてみたりと

変化を付けようと試みましたが

あまり変わり映えはありませんでした。


目的の風景にはまたしても出会えず、

次の機会を待つ事にしてこの日は終わりました。





そして丹波山村の渓谷沿いの道を戻る事に。

そこで思わぬ出会いが。





丹波川沿いの渓谷には着雪した木々。

それが朝日を浴びて輝いています。

とても美しい光景。


撮らないわけにはいかないでしょう。




路線バスも通る大菩薩ライン。

国道411号。







雪の覆われる渓谷に掛かる橋。






朝日を浴びて雪が溶け蒸気が立っています



冬の雪景色の美しさのひとつ。
日差しに輝く雪景色。
銀色の世界。

まさかここで出会えるとは。

人生とは思い通りにはいかないものです。
都合よく望みが叶わない事も多いですが、
思わぬ出会いを与えられる事もあります。

今回はそんな撮影行でした。



写真HP:OHLOONのふらふら風景撮影記



https://ohloon-photo.amebaownd.com





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