先週の尾瀬からわずか1週間。
ようやく秋の長雨から解放されたらしく、天気予報は好条件目白押し。
てな訳で、急遽戦場ヶ原を含む奥日光行きを敢行いたしました。
ルートは戦場ヶ原に一番近い赤沼駐車場から、戦場ヶ原。
途中の分岐から小田代ヶ原へ。
さらにそこから最近TVでもよく紹介されるようになって知名度が上がってきた西の湖。
さらにさらに、そこから中禅寺湖西岸の千手ヶ浜へ。
そして止めに中禅寺湖湖岸沿いに菖蒲ヶ浜方面へ向かい、竜頭の滝のすぐ横を登って駐車場へ戻る。

白い線が今回のルート。20kmありました。
まずは戦場ヶ原。
紅葉のピークは過ぎたと聞いていましたが、なかなかな色づき具合。細かく見なければいい景色が広がります。

日光のシンボル、男体山。秋の草紅葉の戦場ヶ原がよく似合う。

カラマツの枝にはまだ黄葉が残っていますが、風が吹くと雨のように降ってきます。

カラマツの黄葉は秋の青空がよく似合います。

すでに枯れている木は、もうどうしようもありませんな。
でもなんか、景色にいいアクセントになってくれます。
分岐から小田代ヶ原へ。
ちょっとだけ登りがあり、すぐ木道に。
整備が行き届いていて、とても歩きやすいです。

カラマツ林の中を行く木道。
カラマツの凛としたまっすぐな樹影が私は好き。

小田代ヶ原の有名な木。
各地の有名な写真スポットで「カメラマンの木」と言われる奴。
小田代ヶ原から西の湖へは季節運航のバスが走っています。道もアスファルトでばっちり整備されています。
が、私はあえて徒歩で。

西の湖直前はカラマツ林の小径。

西の湖は最近知名度があがって、訪れる人も増えたようですが、
静寂に包まれたいい湖です。
ここの対岸の山肌にはカエデなどの赤や黄色、
緑が混ざった秋の紅葉らしい風景でした。

誰かが置いて行ったんであろう杭の上の松ぼっくり。
西の湖をバックに。
西の湖の後は、あえてバス通りを避けて林間コースで中禅寺湖・千手ヶ浜へ

カエデの多い森。
わざわざ歩く人は少ないのか、落ち葉で道が分かりずらくなっていました。
その中で枯れ葉になっていない紅葉を探してパシャリ。

千手ヶ浜から見る男体山。
もう陽が西日になりかかっています
ここからさらに人の少ない湖岸の道で戻ります。
事前に調べていた情報以上に厄介な道でした。
(それでも尾瀬沼の三平峠とか赤城山の黒檜山なんかと比べれば楽ですが)

竜頭の滝に着いた時には、もう陽は落ちて薄暗がりになりかかっていました。
売店横から観光用の道を登ります。
そこからは国道をテクテク歩いて赤沼駐車場まで戻る頃には、すっかり真っ暗になっていました。
今回行ったこの奥日光エリア。
木道など、とてもよく整備されていて、私の様な無理をしなければとても気軽にハイキングできるいい場所です。
森も手入れが行き届いていて、下草や倒木の処理も行き届いていて、森の中にいても明るい印象を受けました。
要所にあるトイレもとても清潔で、ヘタなそこいらの道の駅や公園のトイレの方が、、、。くらいでした。
この翌日、男体山の今シーズン初冠雪がNEWSで。
まあ、この日も赤沼駐車場に着いた朝4時には気温約3度で、車中で仮眠をとった際にも寒くて凍えそうでしたが。
さあ、これで北関東の紅葉シーズンはもうお終いです。
次行きたいのは富士五湖、田貫湖、四尾連湖あたりのエリア。
去年言った伊奈ヶ湖も美しかった。
そのあたりは11月中旬がシーズン。
また天気予報と相談しながら、考えるとします。
外部リンク(YAMAP)