今回は例の企画とは違い、数年前から機会をうかがっていた
「秋の尾瀬沼・紅葉を求めて」
行って来ました。

よく言う「尾瀬」というと、広大な湿原に奇麗な木道が敷かれ、遠く四方を山に囲まれ、水芭蕉の花が咲いている・・・。
そんな風景を思い浮かべるかもしれません。
それも「尾瀬」ですが、尾瀬には3つの顔があります。
上記の「湿原」・尾瀬ヶ原
東西にあるシンボルの「山」・至仏山、燧ケ岳
そして東側にある「沼」・尾瀬沼
今回はその「尾瀬沼」を一周して関東より一足早い「秋」を楽しもうという計画です。
ルートはまず車で「大清水」の駐車場まで行きます。
そこから歩き始めて、砂利道のゆるいが長い坂道の林道を歩いて一ノ瀬休憩所、登山道入り口。
そこから山道で三平峠を越えて尾瀬沼へ。
尾瀬沼は東回りで一周し、また三平峠経由で来た道を帰る。
およそ12時間の行程です。

尾瀬沼畔から見た燧ケ岳

天高く~な、快晴の秋空

途中、何回も休憩しました。
そのうちの一コマ。
旧長蔵小屋辺りで。

足元にも秋がたくさん

こう言うところで一日、な~んにも考えないでのんびりしたいなあ

尾瀬沼ビジターセンターから少し先、コースが北向きから西向きに変わる辺り。
シンボリックな木があり、何かいい感じ。

沼面に生える葦もすっかり秋色

帰りの三平峠から一ノ瀬登山道の途中、沢の流れと紅葉がいい感じ。
写真を撮りながらとは言え、さすがに12時間歩き通し(休憩はとってますが)はきつかった。
帰りの一ノ瀬~大清水間は行きの時はまだ薄暗かったものの、写真映えするような感じではなかったのは分かっていました。
そこを1時間以上歩かなければ車まで帰りつかないので、ひたすら歩きましたが、足が疲れ切って産まれたての小鹿のようにプルプルとふるえて、息も絶え絶えになりながら、日没間際の薄暗がりの中歩きました。
今年やっていた「いつも見上げている~」企画で登った山も、初心者で運動不足な私にはきつい所ばかりだったけど、今回の12時間コースは分かっていたけどキツかった。
でもそれ以上にさわやかな秋の一日を過ごせました。
今年はもう一か所くらい、秋の風景を求めてどこか行きたいなあ、と思っています。
~奥日光・戦場ヶ原はもう終わりかなあ・・・。
~四尾連湖ならまだ大丈夫そうだなあ。
なんて考えています。
外部リンク(YAMAP)