「いつも見上げているあの山に登ろう」企画、第3弾。
今回は長野県東御市の湯の丸高原、三方ケ峰・池の平湿原から見上げる
東篭の塔山・西篭の塔山へ行って来ました。
駐車場到着は午前9時前。
いつもは深夜移動している私ですが、林道の開通時間(7:00~17:00)と私用のため遅めの到着となりました。

到着後、準備を整えて早速登山スタートです。
最初は林間の緩やかな道から。

赤城・黒檜山の様な登山口から岩場・急登という事はなく、秋の気持ちいいカラマツ林の道でした。
この辺りはカラマツが多いので、全体に細かな黄色で、楓や銀杏の様な大きく鮮やかな印象はない気がします。

登山のコースはまず東篭の塔山へ上がり、尾根伝いに西篭の塔山へ。そこから来た道をそのまま降りるコース。参考所要時間は2~3時間ですが、私の場合体力不足と写真を撮りながらなので、参考タイムの2~3倍を予定しています。

まずは東篭の塔山。山頂に近づくにつれ傾斜もきつくなり始め、頂上付近は岩場になっていました。

ここで11時前。約1時間30分。(参考タイム40分)
軽食を摂りつつ休憩。
そこそこの疲労。でもまだ休めばすぐ回復する程度。

山頂付近からは東~南側が一望でき、北側も望めました。
林道の一方の入り口の高峰温泉やスキー場が東に。
南には登ってきた道や駐車場、その向こうにいつも行く池の平湿原と三方ヶ峰が見えました。
北側は群馬県で鹿沢温泉や嬬恋村のキャベツ畑、遠くに草津の山々が見える、はずですがこの日は雲に覆われてキャベツ畑らしい場所が少し見えた程度でした。
この後、西篭の塔山へ向かいました。
道は一旦80mくらい下ってから60mくらい登るルートで、木々が枝を延ばして狭くなっていて歩きづらく、この途中で脚力をほぼ使い切りました(汗
西篭の塔山山頂からは西側の湯の丸山などが見えました。
帰りは来た道をそのまま帰るルートです。
目新しいものがないので写真はほどほどでしたが、足や腰がきつかったので登りと同じくらいの時間がかかりました。
でも、駐車場まで帰って一旦荷物を降ろして休憩を取った後、駐車場の利用時間いっぱいになりそうな気がしましたが、せめて池の平湿原にある鏡池まで行こうと思い、最低限のカメラだけ持って向かいました。

駐車場から池の平湿原までは幅の広い階段で下り。
鏡池で標高2000mなので登山中の林よりも、カラマツの紅葉も心なしか色づきが薄い気がします。
湿原には木道が整備されているので鏡池までは平坦で楽々の道のりでした。
時間を気にしつつ撮影をしていると、太陽が大きな雲に遮られて当分出て来なそうなのでそそくさと退散。
来た道を帰りますが、行きが下りだったので当然、帰りは登りです。
心配性を拗らせている私はせっせと登りきり、無事駐車場利用時間内に帰路につけました。
とりあえず今年の企画で登った山は3か所。
「ちょっと~」では登れない富士山や日光・戦場ヶ原から見上げる男体山など。
まだまだ行きたいところは沢山あります。
また、ここ数年行きたいとだけ思い続けている秋の尾瀬沼。
秋の戦場ヶ原、去年も行った四尾連湖なども行きたい。
まだ秋も始まったばかりと思うでしょうが、山はもう秋真っ盛り。
ちょっと油断しているとシーズンも終わってしまいます。
せめてもう一か所くらい企画とは関係なしに秋の風景を撮りに出かけたいなあと思っています。
外部リンク(YAMAP)