そういえば書いてなかった。
相棒最終回 黙示録
死刑囚 錦貴文が獄中で病死。
19年間もの間死刑が執行されなかったことに
疑問を持った右京が調査を始める。
この事件にはモデルがあるらしい。
昨日最高裁が特別抗告を棄却した「袴田事件」というものらしい。
登場人物は殺された娘の婚約者、死刑囚の父親、死刑囚の弁護士
当時の担当刑事、担当検事、担当裁判官、法務大臣。
それぞれが事件の闇・謎を抱えたまま自分の人生を狂わせていた。
そこでおきるのが、担当刑事・検事の殺人事件。
まだ、19年前の事件との関連に気がついていなかった右京に
小野田官房室長が「おまえなら調べるよね」と関連を匂わせる。
そして当時の法務大臣だったシスターを教える。
美和子は担当裁判官が三雲判事だったことを伝える。
米沢も秘密裏に19年前、今回の事件の鑑定情報を右京に伝える。
捜一トリオもすでに一目置き始めている特命に情報を流す。
過去の右京の暴走の記憶は薄れ、
真実を突き止める正義に感化され、巻き込まれている周囲の人々。
それらの情報から絡まった糸を解きほぐしていく右京。
真実は突き止めた。
しかし、右京はそこで止まらない。
罪を犯した人は必ず償わなければならない。
右京は探偵ではない。刑事なのである。
三雲判事を追い込み、強引に捜査令状を発令させる右京。
結果、犯人は捕まり真相は明るみに出た。
犯人は被害者の娘の婚約者。
警察はお涙頂戴の記者会見をし、
三雲判事は解任され、冤罪をうけた死刑囚の父親に謝罪し、そして贖罪される。
今回の主題は19年前の事件の真相にあるのではない。
19年前に冤罪を作り、そしてそれを隠蔽し続けた犯人・警察・検察・法務省
それ自体は絶対に許されることではない。
しかし、その真実を明らかにするために、周りを巻き込み強引な手腕にでる右京。
三雲判事が19年前の冤罪判決に罪悪感を持っていることを利用し、
尚且つ昔手がけた裁判員制度導入裁判で起きた殺人事件のツケを払わせたのである。
まるで、法と正義を振りかざした仕返しである。
小野田は亀山に言う。
「杉下の正義は時に暴走するよ」
純粋なまでに真相を追究し、正義を貫く右京。
そんな右京を信頼し、身体を張る亀山。
なんか映画の伏線なんだなぁと実感した。