夫の浮気相手と冷静に向き合えるなんて! | 在韓日本人女子日記

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韓国暮らし、周辺の出来事などについて書いてます。

先回に続き、先日終了したNHK連続テレビ小説のおちょやんですが。

(ろくに見てもないくせに何をそんなに書くことがあるんや!と言われるかもしれません)

 

お千代の夫はお千代を裏切って、他の女性との間に子どもができ、お千代とは離婚したんですね。

 

最終回に近づいた頃、お千代が、元夫とその妻と、元夫の家で話している場面をたまたま見ました。

 

韓国ドラマで、「おちょやん」のお千代みたいに、夫の浮気相手に対して冷静に向き合うなんていう場面あるんでしょうか???

 

ドラマの中での話でなく、実際に、夫の浮気相手と向かい合ったことのある日本人女性は知りませんが、韓国人女性で夫の浮気相手を罵倒し、각서(覚書)を書かせた女性を知っています。

 

別のドラマの話ですが、

故・山崎豊子さんの小説「白い巨塔」は何度もドラマ化されて、韓国でもドラマ化されました。

唐沢寿明が財前五郎役を演じたドラマを見た後、韓国のを見ました。

主人公の名前は장준혁(チャン・ジュンヒョク)。

김명민(キム・ミョンミン)が演じてました。

 

 

 

 

当時日本に帰省したときに、書店でたまたま見た「韓国語ジャーナル」の表紙がキム・ミョンミン。(買っちゃったよ~)

キム・ミョンミンに、「白い巨塔」のドラマについて取材した内容も載っていました。

韓国で「白い巨塔」のドラマを制作するときに、原作を書かれた山崎豊子さんからは「あらすじは決して変えないように」と言われたと。

 

唐沢寿明が主役を演じた「白い巨塔」を見たあと、キム・ミョンミンが主役を演じた「白い巨塔」を見ましたが、あらすじはほとんど一緒でした。

 

でも違うところがいくつかありました。

そのひとつが、

 

日本の「白い巨塔」では、

亡くなる直前の財前教授に、愛人の女性が会いに病院にやってきます。そのとき財前教授の妻が愛人に対して「ごゆっくり」と言うんですね。

最期がさし迫った夫に愛人と二人きりで会わせてあげるわけです。びっくり

 

いっぽう韓国の「白い巨塔」では、↑こんな場面にはなってません。

なるはずないでしょうビックリマーク

いくらドラマとはいえ、夫の愛人に会って冷静に「ごゆっくり」なんて言う脚本にはならないだろうなと思います。

 

韓国の「白い巨塔」では、チャン・ジュンヒョクが最期の力を振りしぼって自分の教授室に行き、そこから愛人に電話をしました。

この場面のほうがいいよな~と思いました。

愛人作るのは賛成しないけどねえー