軍隊で後方部隊にいる息子は・・・ | 在韓日本人女子日記

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韓国暮らし、周辺の出来事などについて書いてます。

韓国空軍にいる息子が昨日休暇で帰ってきました。

5月の末に5泊6日の休暇で帰って来て、今回は3泊4日です。

 

16日に北朝鮮が南北共同連絡事務所を爆破しましたが、そのニュースを見た時には心臓が止まりそうになりました。

息子が軍隊にいる親の心は皆同じだったんじゃないか、と思います。

 

2010年延坪(ヨンピョン)島が砲撃されたときは、外でご飯食べてて、そこの店のテレビでニュースを見て知りました。

一人でご飯食べてたのですが、なぜ一人だったのか、たぶん銀行に行く用事があったのかそれはすっかり忘れてしまいましたが、ラーメンをすすりながらニュースを見たのは覚えています。

 

そこのラーメンは、日本の味のラーメンで結構おいしかったのに、すぐ潰れてしまったえーん

 

延坪(ヨンピョン)島が砲撃されたときもびっくりしましたが、そのときは軍人の母親じゃなかったので、ニュースを聞いたときの衝撃度は今回とは違いました。

 

今回の南北共同連絡事務所の爆破で、息子の休暇も延期になるのかと思いましたが、予定どおり帰って来ました。

なぜなら息子は後方部隊だからです。

息子のいる空軍にも、前方部隊と後方部隊があって、南北軍事境界線(38度線)付近で任務につく前方部隊となると、休暇で家に帰って来ていても、すぐに部隊に戻らないといけません。

非常事態ということです。

寝る時も靴を履いたままで、いつでも出動できるようにして寝るのだとか。

 

じゃあ、軍隊に行くなら後方部隊のほうがいいじゃないか、と思いますが、「やはり俺は前方部隊に行く!」と、前方部隊を志望する子もいます。

 

前方部隊に行くか後方部隊に行くかを決定するまでに、いろんな教育を受けますが、前方部隊を志望させるような雰囲気もあるのだとか。

そういう雰囲気のなかで「男なら前方部隊!」となる子もいるのだとか。

 

だからうちの夫は、息子が前方部隊か後方部隊かを選ぶ教育期間のときに、車で片道2時間以上のところに何度か面会に行き、「絶対に後方部隊を志願しろ」と徹底して教育しました。

 

それで息子はそのとおりに後方部隊を志願し、後方部隊のなかでもあまり辛くない部隊に所属し、軍隊生活を送っています。