TARAKOさんが作・演出のWAKUプロデュース作品、

in my life

を、観た。

知人である、声優の柳沢三千代さんが、
相変わらず、凛々しかった。

四大海さんと、木原実さんが、
だんだんと区別がつかなくなってきた。。。

16名くらいの登場人物がいるにもかかわらず、
見事に物語は展開しているところが、
TARAKOさんのすごいところだ。

しかし、登場人物が多いせいで、
立ち上げメンバーの3人は、
少し前線から引いた感じだったのが残念だった。

みなキャラとせりふがしっかりしているせいか、
キャリアのせいか、びくびくせずに観ることができた。

一点だけ、残念と思ったところは、「祈る」というシーン。

芝居表現であるという制約があるとは思うのだが、
あまり大げさに祈らないでほしかった。

心の内側から、どうにもならないことに対して、
自分の無力さに直面しつつも、絶望せずに、
生きようとする姿勢みたいなものを、うまく表現してもらいたかった。

はじめから「願いがかなう」ような前提がないもの、
そこにこそ、祈りが必要だと思うのだ。