昨日、仕事場に某ソフトバンクより電話があった

言っていることがよくわからないが、
なんでも、料金が安くなる設定に変えませんか、
ということらしい

無料ですよ、と言う

無料で、しかも料金が安くなる設定にするのなら、
いちいち連絡せずに、勝手に変更してくれればよいのでは?

いえ、一度工事に伺って、どれくらい料金に差が出るか
説明したいのです

今、近くを営業していますから

???

要するに、営業の人間が来るということか?

それとも、何か、承諾をいちいちとらないと
設定の変更はできないということなのか?

それでも、せめて文書にして連絡したらどうだろう
こちらの都合を考えずに一方的に電話して
サービスを押し付けるのはいかがなものか

と少しカチンときたのだが、そういえば数ヶ月前に
某ニフティがプロバイダ契約のお得なサービスがありますよ
という郵便物を送ってきていたことを思い出した

ちょっと検討してもいいかな、と思っていたのだが、
放置していたら、営業電話がかかってきた

検討していただけませんか?

向こうの都合でこちらが時間をとられるのは、
すごく鬱陶しい

前向きに検討しようという気持ちが失せて
断った

eメールのよいところは、結局のところ、
自分の都合で内容を読んだり返事ができるところである

ネットのよいところは、自分の都合で、
自己責任で、情報を収集できるところである

電話をする、ということに対して、
デリダは、対応=責任性の重要性をもって、好意的に説明していた

コンビビアルな道具として、
イリイチは肯定的に考えていた

しかし、私からみると、営業電話に関しては、とても一方的な、
暴力的な道具であるように思えてならない

歓待、という側面から見れば、いつも外部や他者に開かれていることは、
とても重要なことなのだが、うらはらに、
不快感と恐怖心を抱く私がいる