あめつちの詞と、
あめつち.. のひのころも~溶岩染め~と。
あめつち..と言えば、
子供の頃から親しんできた手習いの歌。
わたしはいろは歌よりも、あめつちの詞が大好すきで、
筆をもっては歌をうたうように書いてた。
あめ つち ほし そら やま かは みね たに くも
きり むろ こけ ひと いぬ うへ すゑ ゆわ さる
おふせよ えのえを なれゐて
歌っていると、
書いていると、
やさしくて嬉しいきもちになった。
そうして、
あめも、つちも、ほしも、そらも、
やまも、かわも、みねも、たにも、
いろんなものがとっても近いものに思えて。
あぁ…むかしの人たちって、
こんな風に目に見える風景を愛しんで
いっしょに暮らしていたんだなぁって。
そして、もっとすごいなぁとしみじみおもったのは、
時をこえて、私たちはおんなじ呼び方をしてるんだって。
あめ
つち
ほし
そら
数えきれない人たちが愛しんだ風景の中に暮らしている。
その幸せ。
時をこえて、
いっしょにいきているんだ。
って。
やまとうたは
ひとの心を種として…
その種を受け継いで、頂いて生きている。
あぁ、
いのちってすごいなぁ。
そんな、子供のころの感覚を何度でも思い出す。
あめつちの詞
*
久しぶりに書いた記録