それは、真実か?
遅々とした歩みが続いたり、
先の見えぬ状況の中にいると、
つい、安易な答えに手を出そうとする。
安易な答え。
手に入りやすいもの。
インスタントなその場しのぎのアンサー。
結果は、
見なくてもわかる。
疑問があれば、問いがあれば、
手にいれたいものがあるなら
未来を此処へ引き寄せたいなら。
ビジョンを観ることだ。
明確に、精確に、ありありと。
問いや悩みはそのためこそ、
訪れるのだから。
光から届いた徴を。
光の導師を見落とすな。
生活の些細なところにそれはみちている。
例えば
わたしはテーブルが欲しいと思ったら、
イメージする。
どんなテーブルを
どんな部屋で
どんな風に使いたいのか
誰と使いたいのか
質感、色、重さ、ぬくもり、大きさ、厚み、
そこに、集う人の笑顔。
ありありと思い描く。
ビジョンの中、手触りを思い存分楽しむ。
そして出会いを待つ。
訪れを待つ。
一年でも二年でも十年でも、
待てる。
真実~ほんとう~に欲しいものが
向こうからやってくるまで。
それ以外はなにひとつ、
わたしのスペースには、
必要ない。
愛するものがほんのすこし。
真実に愛するものだけが。
人も、物も、時も。想いも。
愛も。
すべてが。