ランチタイムのfacebook投稿より。
*
声って不思議。
声ってその人そのもの。
顔をあげなくても、声のトーンや漏れ聞こえてくる会話で、
その人の性格や、どんな服装をしてるか、顔つきや、背格好まで何でも、
たいていのことがわかる。
そしてほとんど外れることがない。
ざらざらした質感の声、
うわべだけの声、
物欲しそうな声、
自立してない声、
妬みの多い声。
時折、心地よい声を耳にすると、会話を聴くのではなく、
その声の奏でる音楽をずっと聴いていたくなる。
響きがここちよくて。
心に気持ちよくて。
ずっと耳を傾けていたくなる。
人の悪口や噂話をしているとき、なるべく顔を上げないように、
お顔を見ないようにしている。
見てしまったときは、後悔する。
美しくない・・醜いお顔をしてるから。
女性なら、美しくあることに誰もがきっと関心があり、
努力をしたりすると思う。
わたしは、美しさに磨きをかけるいちばんの近道は、
美しい佇まいなのだと思う。
心地よく美しく響く声の持ち主が、歪んだ醜い表情をしていることはない。
心地よく美しい響きは、その人全体から響いてる。
響き・・バイブレーション・・
その人から伝わるすべて。
話す言葉や声のトーンは、表情と深く結び付いている。
やさしく、朗らかな笑顔で人を罵ることが出来ないように。
話し方、たいせつだなぁと思う。
カフェや、雑踏の中で、ふと、目を瞑って。
耳を澄ましてみた経験って誰もがあるのではないでしょうか。
そんな時、いろんな「音」が聴こえてきます。
耳障りのある音、耳に心地よい音、耳に優しい音、耳を塞ぎたくなる音。
いろんな音が聴こえてくる。
世界はいろんな音にあふれている。
その鳴り響く世界の中で、
あなたはどんな音色を奏でているでしょうか。
あなたの奏でる音を、もしも、もう一人のあなたが聴いたとしたら。
どんな風に聴こえているのでしょうか。
耳障りのある音、
耳に心地よい音、
耳に優しい音、
耳を塞ぎたくなる音。
あなたはどんな音色を奏でているでしょうか。
「わたし」から響く音にそっと耳を傾けてごらん。