天は種を蒔く
天は種を蒔く
大地はそれを受け入れる
天は種を蒔き
恵みの雨を降り注ぐ
天は種を蒔き
恵みの光を降り注ぐ
ただ、ただ、種を蒔き
ただ、ただ、降り注ぐ
大地はそれを受け入れる
大地はただ、ただ、受け入れる
幾千の夜が過ぎ
幾万の昼を超え
時の扉がひらくとき
花は静かに頭をあげて
天にむかってひとり咲くでしょう
だた、ひとり咲くでしょう
応化(おうげ)
仏や菩薩が時にかなって地上に姿をあわらすこと。
星や月やめにみえないすべてのものたちが
この世界をいつも見守って
そうして祈っています
わたしたち人間はいつその祈りに応えられるのでしょう