記憶にないぐらい小さい頃、二階のベランダからおっこちた。
真下にはガラスがいっぱい積み上げられていたけど、
うまくよけておっこちたようで
あじさいの花がやさしく受け止めてくれた。
幼稚園のころ、おばあちゃんところにいって
おじさんと自転車に乗ってたら
向こうから来たトラックがつっこんできた。
救急車で運ばれたけど、次の日は元気に遊んでいた。
思い出すと結構いろいろある。
今思うと、大怪我していたり
悪くするとこの世にいなかったかもしれない。
でも、いま、ちゃあんと生きている。
何かの愛を感じること。
あぁ、守られているんだなぁって思うこと。
ただ運がいいだけかもしれない。
だけど、この世界に生まれてきた。
そのことだけでも充分に
世界から愛され、守られ、生かされているんだと感じる。
今、生きている一人ひとりが宇宙に愛され
宇宙の愛に抱かれている。
毎日いろんなことがあるけれど
宇宙のゆりかごの中、
わたしたちは毎日たくさんの夢を見ている。
かみさまはそれを見て
きっとやさしく笑ってる。