本日は上野の東京国立博物館で開催中の
大琳派展へ行ってまいりました。
明日が最終日とあって、本日も結構な混み具合でした。
先日訪れた時は事前リサーチが悪くて、俵屋宗達の風神雷神
にはお目にかかれませんでしたが、今回は俵屋宗達・
尾形光琳・酒井抱一・鈴木其一の風神雷神図4作品が
揃い踏みです。
4作品とも同じモティーフながら、4人それぞれの個性が
浮き出ていました。
美術に関しての詳しい知識は持たない私ですが、
素人目にも、宗達の風神雷神図は一際存在感がありました。
構図のバランスがとても良くて、間のとりかたが絶妙。
そして、『風神』『雷神』の神が持つ神性を一番感じさせる
作品でした。
京都、養源院の杉戸絵も躍動感溢れる作品で、
まだ養源院を訪れたことのない私にとっては、とても魅力的な
招待状になりました。ぜひぜひ建具として寺院内に納まった
杉戸絵を見てみたいものです。
そして、本阿弥光悦の書のすばらしいこと。
選び抜かれた料紙への散らし書き。
宗達の絵を借景にして、リズムよく、そして流れるような
光悦の書。
二人のコラボレーションは圧巻でした。
才能と才能が生み出した芸術に、見入ってしまうひと時でした。
私もこんな散らし書きできると気持ちいいだろうな~(*u_u)❤
そんでもって偉大なる先人達の芸術を鑑賞したあとは
やはり、これでしょう!!
会場を出ると鶴屋吉信のお菓子を発見[E:heart04]
つばらつばらと琳派展の余韻に浸りながら
お菓子をいただくわたしでした(#^.^#)
あ~おいしかった~♪