年末は、
幕張メッセに『COUNTDOWN JAPAN 14/15』の3日目を観に行きました。
関西在住になっちまったボクが、、まぁいろいろ理由があって幕張メッセくんだりまで、
ライブを観に行ったわけで・・・
朝６時過ぎの新幹線に乗って東京に向かい、会場に着いたのが１０時過ぎ。
ちょっと腹ごしらえしてから、入場いたしました。
早い時間は、若い子ばっかりでワクワクな雰囲気が良いね
。今年は、会場が広くなって今までに借りられてなかった９～１１展示場エリアが
入場＋物販＋クロークになっておりまして、、まぁ入場しただけで物販もクロークも無視。
例年より会場が温かい印象。天気も良かったし
。初着用のハイエイタスパーカーと中にTシャツでも余裕で暑いぐらいだったな。
（例年は、お腹が冷え冷えになるぐらい寒いイメージ）
で、一番初めはアストロステージ（イベントホール）に観に行くことに。
いつもどおりのロキノン音楽をDJが流してる。
カナブンないものねだり～ゲスキラーボール～魚アイデンティティ～～～
とか。。あ～ロキノンフェス来たなぁって実感。
①組目 BLUE ENCOUNT
かなり前方でブルエンを観る。。
うん、１番目の時間は９ｍｍもなんだけど、翌日観るからね。
だから、ほぼ知らんブルエン。ライブイベントではよく名前お見かけするし、
ラジオで聴いた曲が、今どきの高速ロックでいい感じだった覚えが。
ライブ始まる前、
お客さんが前に押し寄せて興奮気味なんだけど、
その空気を一変させたのが、セキュリティのイカツくゴツイおっさんの
「何やってんだおめぇ！！降りろ！早く降りろ！」
の怒声
。なんか誰かおんぶしてたんかな？ボクは見えなかったけど、そう言ってるお客さんがいた。
ちょっとシュンとなる前方エリア。
それでもそれでもライブが始まるとお客さんが前方に大量に押し寄せ、
大合唱で激しくブチ当たる
。初めは３列目ぐらいにいたけど、押しのけられて１０列目ぐらいに。。若者のパワーよ。。
かなりエエバンドやね。
ノリのいい高速ギターロックで暴れやすい曲調
。演奏も上手くてベース、ドラムのリズム隊の主張があるから、激しいギターが映える。
ボーカルのＭＣも達者で板についてて煽りが上手い。べしゃりもイケる。
見た目は、売れない吉本若手芸人みたいな感じだしね。
あと、ＭＣの特徴は、”あなた達（お客さん）”の事を”あなた”って呼ぶのね。「ここに来れたのはあなた達のおかげです」じゃなくて「あなたのおかげです」みたいなね・・・
。。、むｎｎ。。
好みの問題ですよね
。いやぁとにかく良いバンドってのは間違いないです。ライブ向きですね。
売れるでしょ。、いや、もう売れてるのかな？
最大エリアのアースステージに移動。
去年よりエリア広くなってないか？？
そのわりに出入り口は、カーテンだけになってて（去年まではパネルだった）。。
豪華なのか安くなってんのか、、、
ちょうど９ｍｍのお客さんが出るところだったけど、去年より渋滞な感じ、、悪し。
②組目 くるり
今回は、分かりやすいセトリでよかったわぁ。いっつもフェス向けじゃないこと多いし。
２０１４年話題となったヘンテコな名曲『liberty&gravity』。
やっぱイイなぁこの曲。展開から歌詞から全部違和感が気持ち良いわぁ。
まぁもうちょっと音質良いところか、逆に野外が良いが・・・
鉄板の『ワールズエンド・スーパーノヴァ』～『ばらの花』で、
ボクが大好きな『everybody feels the same』は、去年のＣＤＪのマッタリズムより、
テンポが速めでいい感じ。
最後は、くるり３人でアコースティックに『奇跡』。和むぅ～～～
。岸田繁は、ヒゲを蓄えて″ビックダディ″か、髪の長い″弘兼憲史″みたいな風体に代わっていたな。この人の見た目に対するこだわりがいつも不明だわ。
③組目 チャットモンチー
アースステージに登場のチャットモンチー。
２人になってから、めっきり興味が無くなってたんだけど、
ロッキンフェスでハイスタ恒さんと、シモリョーが加わった演奏をちょっと聞いて(途中までは飯食ってた)、３人の時より良いではないか？っていうチャット熱再燃。
今回は、謎にチープなラップ(新曲らしい)で登場の２人。
謎の『重大発表』と『１０周年』の旗を振ってる。
そして、黒子のように登場の恒さん。。。
でも、演奏始まったら、やっぱ恒さんのドラムは強い。馬力が違う！
名曲『シャングリラ』でも、力強えぇえｘ！！
んだけど、、久々のこの曲だと、この数年アジカンの『君という花』を聴きすぎて、
頭が混乱するんだわな。ほぼほぼ同じ４つ打ちで始まるからね。
それよりその後の『真夜中遊園地』よ。凄い好きな曲だよ。
数年ぶりに聞いたけど歌詞めっちゃ覚えてるわ。
疾走感ハンパない名曲。チャットはロックだなぁって思わされた１曲
。やっぱり恒さんイイわぁ。
そんで、キーボード＋何でも屋のシモリョーのおかげで曲が一層華やかになってる。
シモリョーは、見た目は普通だけど音楽で与える華は凄い。
４人のチャットモンチーは素晴らしいね。
ちなみに『重大発表』の内容は、『元旦の０時に重大発表がある』っていう発表。
実際発表されたのは、ツアーや武道館、地元徳島でのフェス開催でした。
④組目 10-FEET
定番すぎるセトリ。
ボクは、2014年3回目の10フィかな。去年からも含めてセトリ大した差なし。
そろそろツアー観に行かにゃ満足できないかな。。
フェスだから急きょ追加なハイスタ『STAY GOLD』があったぐらいが変化。
前順に恒さんがいたからかな。
1.JUNGLES
2.RIVER
3.STONE COLD BREAK
4.Stay Gold
5.2%
6.蜃気楼
7.1sec.
8.その向こうへ
9.goes on
初めて１０フィでちょっと前方で観たけど、暑いけどそんなに盛り上がってないような。。。
エリアは広くなったけど。。。
⑤組目 TM NETWORK
ボクのこの日１番の目的であるのがＴＭネットワーク！
９０年代の小室サウンドにズンハマりで育ったＪ－ＰＯＰ全盛世代のボクだから、
ほんと小室さんは、神！って女子高生の浜崎あゆみに対するぐらい、
いや、もっとずっと長く小室大好きっ子なんだよ
。で、もちろんＴＭネットワークをヘビロテしてた時代もあったし。
入場後、いきなりの『Be Together』！
鈴木あみで知った同級生にカラオケでよくウツバージョンの歌い方で歌ってたなぁ。
伝わらないのに・・・
いやぁ嬉しわぁ～～～
。で、知らん曲、間延びしたズレたパフォーマンスだなぁ～～
。って思いながらも良い時代だったんだなぁ～～って顔綻ばせながら観ていたら、
コム哲の長い長いブリッジ演奏とステージでの炎の演出で始まったのは、
もちろん『Get Wild』！！！
どんだけぇ待たすンだってオイっ！
いやぁ名曲すぎる。ナマで聴けるとはなぁ我が生涯で。
シティーハンターのアニメ再放送で育ったボクにとってこの曲が
好きなアニメソングナンバー１なんだよね
。欲を言えば、もっと効果的な曲入りあったんじゃないか？って神様に対して思いましたが。。
最強のイントロなんだからもっとシンプルに・・・
⑥組目 ONE OK ROCK
今の若い子の中で１番のバンドですよね。
アジカン１０周年と同じ横浜スタジアム２デイズをあっという間に売り切っちゃうんだから勢い凄い。（アジカンは、ほんとに売り切れたか微妙だったけど）
そんな超人気バンドにお客さんの期待感は激高かったと思うんだけど、
去年のＣＤＪの方が、まだ盛り上がってたかなぁっていうのが個人的な感想。
去年同様の『完全感覚Dreamer』なんてもっとモッシュ激しかったと思うけど・・・
あと、極めて真っ当すぎるパフォーマンスに、「真面目かっ！」って
言ってやりたくなる。ユーモアに欠けるような・・・お祭りなんだからよぉ。。
ボーカルTakaさんの客への煽りで「人生、お前らが思ってるより短いぞ！」みたいなのには、
オジサンついていけないっす。ツッコまれる為の発言なのか、マジなのか。。
まぁ歌唱力は、超高いキーでシャウトみたいな歌い方でよく言葉発せるなぁって
フィジカルには感動するけどね
。トリ the HIATUS
この日のアースステージのトリは、ハイエイタス。
武道館ライブに行けなかったから、この日は鬱憤を晴らす意味で前の方で観ることに。
で、前で観たんだけど・・・
１曲目『The Ivy』からの２曲目が『Storm Racers』っていう定番セトリなんだけど、、
普通この２曲目で会場が沸騰、熱気で溢れるはずなんだけど。。
その後のＭＣで細美さんが「広いなぁ！！広いんだけど、、なんか釈然としないことがあって、、うん、今度、渋谷さん、山崎さんと相談するわ。」
って、その時点でボクも細美さんが言おうとしていることが分かるような気がしていて。・・
その後も、不穏な雰囲気のままライブが続く
。次のＭＣで細美さん「いやぁ釈然としない理由わかったわ。お前ら見て檻の中のヒツジかと思ったわ。でも、お前らも暴れたら追い出されるし、明日からの観たいアーティストも観れないし、
だから自分たちで選んで、そうやってるんだよな。それに感動したよ。」
みたいな事言ってて、この「感動した」っていうのは、嫌味じゃん。
でもお客さんの一部はワァーーー！！って言ったり、拍手したり、、
いやいや、褒められてないよ。嫌味言われてるんだよ。お客さんも運営も
。まぁボクもロキノンの立場なら完全禁止だけどね。
ここまでの規模に育てて大きな収益源であるフェスを事故で終わらせたくないし、
別だけど道頓堀に飛び込んで死んだ人も出たもんね。
ただ、ダイブのある、なし、じゃなくて今回のフェスは盛り上がってなかったけどなぁ。。
空気重かったもん
。それは、たぶんブルエンのところで前述した厳しくお客さんに当たりすぎっていうのがあると思うけどなぁ。
細美さんの喉が駄目になる心意気で歌うっていう宣言からの魂の熱唱（喉の音がギュッギュ言ってて無理した歌い方してるなぁって感じた。）が伝わったのか、
終盤の『insomnia』～『紺碧の夜に』の頃にダイバー、モッシュが急増
、やっとこさ会場の雰囲気が良くなって細美さんも「よかったぁ～～。。」って言ってたけど、
根本解決しなさそうな問題だなぁ・・
ってわけで、今回でＣＤＪに行くの引退って決めました
。なんでって、熱が感じられない（寒いし
）ただの見本市。大金はたいて行くもんじゃない。去年、一昨年をしても、正直そこまでめっちゃ楽しいっていう評価では無いんだ。
年越しのマンウィズぐらいかな実感あったの。フワフワしたまま終わっちゃう
。って言っても全否定でもなくて、見本市としての価値はあって、
なんか新しく応援するバンドを探したいなぁとか、
今回のボクみたいにＴＭネットワークのワンマンは観に行かないけど、
１回どこかでゲットワイルド聴きたいっていう場合には、ありだと。。
もう観たいバンドほとんど全部観たからねボク。
つう人生最後（東京に転勤になったらまた行くかも）っぽいＣＤＪでした。
