(*゚ロ゚)<去年に続いて、今年の良かったライブ上位間違いなし!
昨日は、
さいたまスーパーアリーナにタワレコ主催のフェス『Bowline 2014』を観に行きましたよ。
この『Bowline』っていうイベントには、昨年(⇒レポ)に続いて2度目の参戦。
特徴は、キュレーターって呼ばれるメインのアーティストが、他の出演者をブッキングするっていう。繋がり重視のフェス。
去年は、横アリでキュレーターにマンウィズ。
10フィをはじめ、ホルモン、KEN YOKOYAMA、SIM、ブラフマン・・・
ってラウド系の日本代表を集めたようなイベントになった。
今回のキュレーターは、『10—FEET』!
ジャパニーズフェスブームの立役者っていっても過言じゃない最強ライブバンド。
自ら、"京都大作戦"っていう日本一チケットが取れないフェスを主催しているんだもん。
アーティスト仲間もリスペクトするアーティストも多い。
こりゃ間違いない!
今回も集めた出演者の豪華さよ。。
エレカシ、サンボ、ドロス、アシッド・・・・
(゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ
すげ。
早割チケットで5500円っていうのもあって即買い。
発券時にチケット見たらスタンド指定席だったのが、残念なようで、、
いや、後々考えたら指定席で良かったかもで。(日曜日にあのお祭りは無理だって)
まぁ指定席が楽で良かったでしたよ。
で、当日は、マターリと開演11時30分の45分ぐらい前に入場。
入場したら、タワレコタオル頂きました!!!
うん!嬉しい!安っぽいけど・・安っぽいけど。・・
グッズ!グッズ!!
って行列探してみたら、チャリティー缶バッチの行列。
1個100円。おひとり様3つまでだったかな。
とりあえず並んでると、後ろのグループのお友達が
「これ、1時間ぐらい並ぶよ。もう数見たら微妙だし、買えるかわからないよ」
っていう不穏なお言葉。
全然行列の先頭が見え無いし、終わりは何時くるの??
って思ってやっとグッズ売り場が見えだしたのが、開始直前11時20分過ぎ。
何でもいいから欲しい!って思ってたけど、
終わりは突然に!!。
「チャリティー缶バッチは売り切れました~」
って。。
で、数十分の行列が一瞬で解散。
まぁちょうど開始時間だったから良いきっかけかと思うけど。
あとで、売り場のポスター見たら
「皆さんのおかげで185,000円東北に寄付できます!」
って書いてあったので、1,850個しか用意されてなかったのね。3で割ったら600人。
今回の客数は1万人以上ってことは、もともと無理無理無理無理だったのね
ライブエリアに入場。
なかなか良い席じゃないか!去年の横アリと同じ距離感。
会場のサイズもほぼ横アリクラスのバージョンになっていた。(最大サイズモードでない)
1万2000人クラスね。
暗転のちオープニング映像。
タワレコスタッフが続々「Bowline」って言うだけのシンプルなものだけど
観客の高揚感ムンムンに感じます!!
①組目 locofrank
10フィの盟友バンド。
初めて観たし、聴いたけど好きなタイプのメロコアパンクバンドだわぁ。
劇アツ苦しくて激しいんだけど、その間にセツナいメロディ。
心ぎゅっと揺り動かされます。魂感じる!
MCも熱血漢すぎる。
登場しての
「10フィートがなんで俺たちをオープニングに選んだかわかるか?始めっからぶちかませってことだよ!!!!セキュリティーさんよろしくお願いします!!」
「大それたこと言います。今日は、ライブハウス代表で来ました!!!!!」
朝11時からこれだけのクラウドサーファーが観れるとは・・
いやいやヤバイ。
みんなまだ1組目だよ。。良いお客さんやぁ~~~。
後に10フィのTAKUMAが言ってたけど、
ロコフランクのメンバーは、前日の岡山(?か広島)の公演から深夜、機材運びながら車で
このイベントの為に埼玉にやってきたんだって。で、リハは朝8時からっていう。・・
熱い男達ですなぁ。
②組目 FIRE BALL
こちらも10フィのお友達の横浜出身レゲエグループ。
横浜の人ってレゲエ好きだねぇ。。
うん、ボクはあんまり好きじゃないのよな。
バックバンドを従えて、ちょっとロックで楽しいレゲエ。
うん、レゲエ。
れ、レゲエって何??
あと、各アーティストが出演後のセットチェンジ時に
youtubeに上げられていた『Bowline大作戦(仮)』の映像が流れて、
各アーティストと10フィの繋がりとか、誘った理由なんかが観れて、
ちょうど良い時間つぶしになってた。(去年も同様だった。)
③組目 [Alexandros]
相変わらず絵になるバンドだなぁ。彼ら大きな会場がよく似合う。
曲名は『Starrrrr』(rの数は適当)しか知らないけど、
ほとんど聴いたことある曲になってきたな。
今までは、かっちょつけたボーカルだなぁ。音楽もかちょつけちょるな。
ってだけ思ってたけど(どちらもこのバンドに対しては良い意味で)、
この日初めて、他メンバーの演奏技術がなかなかなモンだって気づいた。
いやぁ、めっちゃギターの人上手いじゃん。
やっぱり高速BPMで凝った曲が多いから演奏技術必要だわな。
MCでは、「公約します。近い内にさいたまスーパーアリーナで単独ライブします!!!」
って。
今の勢いだったらありそうだな。
ゼップやスタジオコーストみたいなライブハウスよりアリーナクラスが似合うバンドかな。
あと、ボクより年上ってことが分かってちょっと好きになりました。
④組目 氣志團
この日、最大規模のインパクトだったかも。
いつものCOMPLEXのビーマイベイベーで登場。
初め2曲ぐらい聴きながら、ボクは、「なんてダサい音楽やってんだ」
って思いながら聴いてた。直前がドロスだったっていうのもあるけどね。
ほんと、イカ天バンドかよ!(知らんけど)、80年代後半のロックバンドかよ(知らんけど)
紳助バンドかよ!
って思ってて、お客さんも泥~~ん。。
その後のMCからは、トンでもない風が吹かせてきやがった。
NHKから、完全出演禁止を喰らっていることを暴露。
モンパチ完全密着で、対バンしていたのに全カット。
泉谷しげる(?)完全密着でも対バンしていて全カット。
もう2度と紅白に出ることもできません!!
そんな氣志團も100年ぶりにオリコンチャート登場。
1週間ですがアナ雪も抑えました。
って盛り上げまくって『喧嘩上等』。
この曲好き。好き。
翔ヤンの「カモーン!」に合わせて、女豹みたいにガウーってやる振り。
シンプルだけどいいよなぁ。
ギューーんと会場沸き立たせての
チャラララララララ~~♫俺んとこ来ないか?
って『One Night Carnival』。
最高のお客さん達だから、盛り上がらないわけない。
いやぁ翔ヤンMCから全ての流れが変わったわ。会場一つに踊り踊る。
そして、残り時間どうするのかなぁ?って思ってたら『マイウェイ』(布施明のかな??)
う。。。、mmn。
こんなカバーもやってたのか。ってここで終わりかと思ったら。
またまた翔ヤン
「もうヤメだ、ヤメだ!!こんな知らない曲ばっかり演るのはやめます。」
って流れてきたのが・・・
ZOO(EXILE)の『ChooChooTrain』!!!えぇえ!!
お客さんもマタマタ熱量ぎゅーーーーん急上昇。
ほんとに氣志團がEXILE同様、歌い踊るだけ。
ただのショーパブ?カラオケボックス??と化すさいたまスーパーアリーナ。
翔やん
「これが大ヒット曲の力かぁ!!!気持ちいいぃぃぃ!!!!!」
ってお次に流れ出したのは・・・
同じくEXILEの『ライジングサン』!!!!
お客さんのテンションフルMAX!!!!!
ってところで、大量のスタッフがステージ上になだれ込み、
氣志團メンバーを強制退場に!!!
「埼玉のお客さんに気に入られたかったんだァ!!」と連れ去られる翔ヤン。。
なんなんだこの茶番劇・・・・・
・・最高やんけぇえっぇぇえええ!!!!!!!!!!
⑤組目 ACIDMAN
最近、よく観るからセトリが同じだわ。
いや、『造花が笑う』も『赤燈』も大好きだで。
でも、MCも含めて同じだす。
Bowline大作戦で、アシッドマンと10フィって仲良いんだなぁって。
この映像がちょっとだけ面白かったかな。
10フィのTAKUMAが、イベントのお誘いメールをしたら
2分後には「出る~~~」って返ってきたっていう。
⑥組目 エレファントカシマシ
一組だけ毛色が違う出演者。
タクマが震災後は、ずっとエレカシを聴いていたっていう憧れの先輩枠。
フェスで2回挨拶したぐらいらしい。
タクマの「ストレートな歌詞なのに野暮ったくない」
っていうエレカシ評に納得。
セトリは、ザ・定番。
お客さんも高速ロックを観に来てるから、マターリって感じ。
ボクは、昔、めちゃくちゃエレカシの『デーデ』を聴いてたけど、
ライブとCDがこの曲に関しては全然違うんだよな。
ほんとミヤジがグチャグチャにステージ上を暴れまくって、
歌い方もリズムに合ってんだか、合ってないんだかわかんないんだけど、
最終的には帳尻あってるっていう。
やっぱミュージシャンのリズム感は凄いなって思わされる一曲。
アコギが来たら『今宵の月のように』だわな。
これも、前述のタクマのエレカシ評があるから、
歌詞を意識して聴くと、もうほんとに情景的でノスタルジーだわ。
岸谷五朗のドラマよく見てたなぁ、あの頃。。。
⑦組目 サンボマスター
この日も山口さんキレっきれ。ほんとにロック芸に近いわ。
セトリは、いつも通り。
モンキーマジックのSEで入場してきて、『ミラクルを君と起こしたいんです』で始まる。
それでも、1万人以上のお客さんの盛り上がり凄まじいの一言。
サンボマスターって結構フェスでもメインステージじゃなくて、
2番目に大きいステージで大暴れするタイプ。
しかも、大物バンドがメインステージで演ってるのに、
2番目のステージでそれを超えていくっていうイメージだな。
だから、さいたまスーパーアリーナ1万人のお客さんがサンボで踊り狂う光景は、凄絶ですよ。
モッシュもサークルも半端じゃない。モッシュピット獄炎ですよ。
逃げ場ないもんなぁ。これ観て、オイラは、指定席で良かったなぁって思う・・
・・でもちょっと加わりたい気持ちもあるねんなぁ・・。
恒例の煽りキーワードが『イケメン禁止!』っていう。
これ、山口さんから見たら、10フィのクチビル担当タクマがイケメンなんだって・・・
お客さんにもカッコつけてないで弾けようぜ!ってこと。
切れてるなぁって思ったのが、
新曲『愛してる愛してほしい』の前口上の時に、
10-FEETに愛してるって言いたい。FIREBALLも、ロコフランクにも、エレファントカシマシにも、アレキサンドロスにも愛してるって言いたいんだ!!
から曲が始まったんだけど、、
曲の途中で煽り担当の山口さんが(歌担当と煽り担当)、
「忘れてたけどアシッドマンにも愛してるって言いたいんだぁ!!」って大シャウトした時に、
すげぇな。こんなに激しく歌ってるのに、出てくるかぁ。。
半端ない盛り上がり観てたら、
定番のラスト『ロックンロールイズノットデット』でこみ上げてクルー。
もう、ほんと名曲なんだよな。
前にも書いたと思うけど、歌詞の"死んで花実など咲くものかよ"がめっちゃ好き。
この言葉、実は、ことわざなんだって。
「人生、死んでしまったら何にもならない」
っていう山口さんが何度もMCで叫んでいる思いそのものなんだよな。
トリ 10-FEET
サンボマスターが残した猛熱そのままで、10フィ突入。
当たり前だけど前方ブロックの人たちは、サンボからずっとその場所に居座ってるし。
ボク、指定席でちょこまかしてるだけで足パンパンやで。。
さっそくの『RIVER』は、ヤバイわ。
何人サーファーがいるんだよ。何人セキュリティーに引きずり落とされてるんだよ。。
タクマさん良い笑顔しとる!!
で、埼玉だから、川のところは、「荒川」なのね。
バイブスありーの『super stomper』は、最高!!!
ボクは、この曲がイッチバーン大好き。
最初のドゥクドゥクドゥクのベースから始まって、
男臭い感じ、疾走感、そんで、お客さんがこんだけ飛び跳ねる曲、他にないでしょ。
初めてライブで観る人には、教えてあげたい。
歌詞で「SAY YEAH YEAH!」ってタクマが歌ったあとに「イエー!イエー!」だからね。
その後の『JUNGLE』も、やっとこ拳を振り上げるタイミングわかってきたし、
もう何度も観てるとオジサンでも身体が覚えてくるね。楽すぃー~~。
途中、『STONE COLD BREAK』では、FIRE BALLが登場し、
ラップでコラボ。お客さんは、輪っか作ってぐるーぐるー~~走り回ってる。
いやぁ。・・ああいうの無理だわ。。っていつも思ってる。
フェス定番の知ってる曲ばっかりで安心。『その向こうへ』は日本語で安心。
タクマが最後の1曲です!って『goes on』。
頭では、ちょっとアンコールあるんかなぁ?帰り何時かなぁ?って
思ってたんだけど、
さすがやわぁタクマはんは、
超光速で「じゃあアンコールやりま~す!言われなくてもやるシステムで~す!」
って退場もせずにアンコールスタート。
で、タクマが「今日はボクの・・・に集まってくれて」ってギャグをかました瞬間に
謎の金テープ発射のトラブルでメンバー苦笑い。
それから、コーイチのエェ声での『ChooChooTrain』から藤井フミヤ『TRUE LOVE』。
今日は、カラオケ祭りかよ!
って始まったのは、エレカシカバーの『今宵の月のように』。
ミヤジ曰くも「ストレートにカバーしてくれて」という、
ほんとに好きな歌をそのまま歌う姿がカッコええわぁ。エレカシより盛り上がってるし・・
最後は、『CHERRY BLOSSOM』で、タオルが舞う舞う。
10フィでタオル投げるの初めてだけど、意外に綺麗にタオル上に投げれるもんだなぁ。
って変なところが気になったり。。
気持ち浮ついたまんまでBowlineしゅーりょー!!!
ほんとこのイベント大好きやわ。
タワレコさんの音楽愛と抜群なキュレーターのチョイス。
コンセプトは、強い結び目・・いわゆる絆-キズナ-ですわ。
24時間テレビっぽい。。。。。いや、そんな薄っぺらいもんじゃない。
対バンでバンド同士の絆が生まれて、こんな一本筋の通った最高のイベントができるなんてな。
ロキノン見本市フェスとは全然熱量が違いますわ。
次回にも期待してしまう最高のイベントですな。うん、うん