(*゚ロ゚)<この漫画のじんわ~りした恐怖感がクセになる。。
本日、
戦慄の離島スリラー漫画『蜜の島』2巻を購入しました。
1巻も非常におもしろかったんだよなぁぁ。
もう本の帯から、ソソられる名文句。よだれダラダラもんです。
1巻は、
日本ではない日本。
昭和二十二年、「戦争」は、まだ終わっていなかった。
「歴史」と闘わなければ、俺達は生きて帰れない。
敗戦後の混乱期、ねじれた時空と究極の恐怖を描く!
2巻が、
そして私も殺される。
辺境の島に封印された歴史。
「日本」と「日本人」の原風景が男たちを襲う。
ねじれた時空と恐怖の中で、生き残るのは誰だ!?
ストーリーは、
第二次世界大戦が終了したころ、主人公"南雲"は、
戦友の遺言で、彼の娘を日本地図には載っていない"石津島"に連れて行く。
その島は、まったく日本本土と風習も思想も違う人たちが住んでいる。
そして、調査に向かった内務官僚"今村"をはじめ、次々と人が殺され、姿を消していく。。。
1巻でも、住民の「なんか変だなぁ~おかしいなぁ~」っていう部分が描かれてるのだけど、
2巻では、さらに顕著。
亡くなった人の遺体を弄ぶ島民たち。
この島独自の価値観。
逆に、島民たちが激怒した本土から来た内務調査局官僚"芹沢"の行動。
文化・価値観の相違について考えさせられる。
この漫画、人が次々殺される恐怖というのもモチロンあるのだけど、
価値観や倫理観が違う閉ざされた孤島にいるということへの恐怖がビンビンに感じられて、
今までにない感じの恐怖漫画だなぁ。と。
ストーリーが展開するスピード感が抜群。
よくある連続殺人で矢継ぎ早に展開するのではなくて、
読者を上手くジワジワな恐怖感に叩き込んでる。
3巻が待ち遠しすぎる『蜜の島』。おすすめです!