昔っから「世にも奇妙な物語」が好きです。
今でも傑作選とか再放送あったら録画してるし。
今回のは、まだ福くんのまでしか見て無いけど。。。
昔の世にも奇妙な物語って怖くてよかったなぁ。怖く感じる年齢だったってのもあるけど。
ボクが一番すきなのは、いしだ壱成主演の「にぎやかな食卓」っていう話。
今の人はいしだ壱成って言っても分からん人多いだろうなって思うけど、
石田純一の息子さんで、90年代後半くらいによく出てたんだなぁ。
今で言う"岡田将生"的な位置づけだった役者さん。
話のあらすじは、
大学に合格した主人公。
家族みんなで喜んだけど、その直後に祖父が入院。
姉は留学。
父は単身赴任で転勤。
不思議なほど、どんどん家族が減っていく。
主人公は不審に思って祖父の病院に向かうと、
お医者さん(?)から、真相を聞かされる。
実は、主人公の本当の両親は亡くなっていたのだけど、
ある保険に入っていた。
自分達に何かあった際に、息子の家族になってもらう"レンタル家族"の。
レンタルの期限は、息子が大学に合格するまで。
真相を知った主人公。
家に帰り母親(レンタル)と最後の食事。
翌日、母親の作った最後の朝食を食べて学校に向かう。
っていう話。
最後に流れるギルバートオサリバンの「アローンアゲイン」が
どんぴしゃにハマッていてほんとに素晴らしい名作ドラマでした。
あとは「峠の茶屋」とか小堺一機の家族の為に自分の記憶を売ってしまう話とか、
それと映画版は結構面白かったかな。
その時代の同じくタモリがストーリーテラーの「if もしも」も
面白かったなぁ。
誰にでもあるあの時「A」にしていたら・・・「B」にしていたら・・・
っていう1回完結のドラマ。
・金持ちの女の子と結婚するか?なじみの子と結婚するか?
・両親が離婚したらお父さんについていくか?お母さんについていくか?
をどちらのパターンも期間ごとで切って交互に見せていく。
アジカンのソラニンじゃないけど「あの時こうしていれば~♪あの日に戻れれば~♪」
みたいな。
このフォーマットってめちゃくちゃ上手くできてるなぁって思う。
バラエティー番組でも「金持ちA様×貧乏B様」っていうのが10年近く前にあって
ある商売、例えば服屋さんとか、駅弁屋さんとかのオーナーで
成功したAさんは、このときこういう方法で成功して金持ちに。
失敗したBさんは、調子にのってこういうことをして失敗して貧乏に。。。
っていうストーリーを再現で北陽が演じていた。
それも面白かったのを覚えてるなぁ。(本も買ったし)
何かこの頃のフジテレビは、新人監督の熱意で「世にも~」とか「if~」を
作らせてたみたいで、そこから岩井俊二監督とかが誕生してるわけで。。。
いい時代だったんでしょうね。
スペシャルでしか放送されない「世にも~」をレギュラーで製作していた時代なんだなぁ。
大好きなドラマで思い出したことを長々書き連ねました。