【出演者】後藤正文・細美武士
「THE FUTURE TIMES」とは、
ASIAN KUNG-FU GENERATION のボーカルの"ゴッチ"こと後藤正文が
自費で出版している未来について考える新聞。(震災も含めて今後日本はどうなっていくか?原発は?的な)
今回その新聞関連のイベントで
ゴッチとthe HIATUSのボーカル細美武士の弾き語りライブと
写真家さんとかとのトークを原宿ラフォーレで観てきたんです。
(ちなみに弾き語りゲストは、同じくアジカンの喜多建介)
ゴッチの弾き語りは、以前「3.11 東日本大震災市民のつどい」で
観たことがあって、かなり良かったんです。(タダで写真もOKだったし)
The HIATUSの細美さんは、去年のナノムゲン以来。
その時、なんてステキな歌声なんだって。特に英語の響きが。
18時に整理番号順に入場。ボクは130番台。
入場して、驚愕なことが一つ。
椅子席が少ない!!
4列で恐らく整理番号90番まで
弾き語りライブで、立ちは辛い。一応センターの正面らへんを確保。まあ近い。
19時にイベントスタート。
まずは、ゴッチ登場。そして写真家の方3人とのトーク。
3人の内一人が陸前高田市の出身で、母親を亡くされて。。。みたいな話。
写真家の方々は、知らせたいという使命感と、
「何撮ってんだ!」っていう被災者の反感の中で、
シャッターをなかなかきれなかったという震災直後の心境を語られていました。
ゴッチもミュージシャン風情が、何しに来たんだって思われそうだから、
直後にはなかなか被災地に行けなかった。
それでも、不思議に湧き上がってくるものがあって、その頃は沢山曲を作ったとのこと。
40分強でトークコーナー終了。
19時45分頃、細美武士登場。自分で楽器やら機器の設置。
椅子の高さが、高すぎと気にして何回も調整していました。
お客さんの「大丈夫?」って言う声にも「一応大丈夫かも。。」と答え。
2回目の「大丈夫?」には、「誰だよ!てめぇ!」と答える気さくなお兄ちゃん。
ただ、歌声はトリハダもの。
一人でのギター弾き語りだけど、
ギターのフレーズを1つ1つ録音して、それに合わせてさらにギターを演奏して歌ってた。
歌声もカラオケのエコー機能じゃないけどマイクの声とハモるような機器を
使ってるからああいう感じに聞こえるんだなぁって。
ただ、英語の歌詞の歌い方が上手すぎ。響きすぎ。
もともとアメリカで働いていたこともあるから、こんな歌い方する人いないです。
で細美さんが「こういうステージで合いそうな曲が・・・」
といって演奏してくれたのが・・・・
ELLEGARDENの名曲「Salamander」。これは会場がわっと沸いた。
ジーンと来た。アコースティックでもカッコよすぎる曲す。
これ以外の曲は知らなかったけど、気さくなカリスマ細美さんはかなりイケテます。
全体で7曲ぐらい演奏。(40分ぐらい)
その後、ゴッチ登場。
いつものライブと違っていろいろしゃべる。ちょっと毒っ気のあることやら
メンバーのこと、次のアルバムのこと、そしてもちろん震災のこと。
アジカンライブでのイメージからガラっと変わってしまうくらい。
スタートは、「迷子犬と雨のビート」。
ゴッチお気に入りの1曲だけど
「BEST HIT AKG」に他のメンバーが選曲してくれなかったと恨み節。
他は「転がる岩、君に朝が降る」とか「砂の上」
喜多建介が出てきてからの「マーチングバンド」は、良かったなぁ。
ここで1曲カバー。ゴッチがバンド組みたてのころ家で練習していた
OASISのワンダーウォール(?)。タケシ・ホソミの英語と比較しないで
江戸なまりの英語と思って聞いてください、とのこと。
もっとカバーやって欲しい。
その後、新アルバムの曲を2曲。(1曲は観客も歌った)
最後に「夜を越えて」。。。。
もう終わりかと思ったらゴッチはまだギターで演奏していて・・・
お客さんが退場するときの曲を作っているって
細美さんみたいに、一つ一つギターのフレーズを録音して重ねていって
「終わりが見えない(?)」曲を歌いだし。。。。
ふわふわと終了。21時40分くらい。結構長め。
今日でゴッチのイメージちょっと変わったなぁ。
結構ひょうきんで、サービス精神がメッチャあるんだなぁ。
明日は、ストレイテナーのホリエアツシがゲスト。楽しみ。
3.11 東日本大震災市民のつどい 後藤正文弾き語り★日比谷公園
東日本大震災復興祭2011~子供たちの未来のために~★代々木第一体育館
アジカン BEST HIT AKG ~★幕張メッセイベントホール
NANO-MUGEN FES. 2011 7/16