おつおつ、おばんです。

 

関西圏は、だいぶコロナによる自粛の規制が緩和ムードになってきたな。

俺個人としては、あまり気を緩めすぎないように配慮したい。

 

さて、ちょっと次の話題書いている中で、この前

 

【ざつ談】リストラを友人に隠すべきか、相談するべきかvol.02

 

の後半に綴った「余談:嘘について」だけ、別で抜粋したい事情が出てきてな。

 

記事を分割することにした。

だいぶ、話が逸れたしな。

 

 

ちょっと追記したが主旨にまったく変化はない。

 

 

「読んだわ、これ」って人は、華麗にスキップしてくれ。

 

 

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【ざつ談】リストラを友人に隠すべきか、相談するべきかvol.02

の続き。

 

<<< 嘘について(再編集) >>>>>>>>

 

もともと俺は、嘘に寛容な人間だ。特に自分がつく嘘にw
そもそも「本当のこと」という個々人の認識に普遍性がないではないかと、積極的に思う。つまりは開き直る。

34年間の陰湿な自分の性格と培った折り合いの1つかも知れない。


然るに、良い嘘と悪い嘘を自分に定めている。
「罪意識」「裏切」を隠すための嘘は罪悪だ。大雑把に言えば「悪意のある」嘘は悪い嘘だ。「悪意のない」嘘は良い嘘、ということになる。語弊があるか、「どうでもいい嘘」である。

 

世の事象の殆どは人間に認識されてから成立する。

さらに認識された事象の殆どは言語化される。

今日の時点で認識されたことの叙述を本当と呼べるなら、仮に次の日に認識が改まると、果たしてその叙述が嘘か本当かどっちつかずなものになる。

「(自信ないけど、多分、、)地球は自転しているぜ」

というガリレオの発言が、本人の認識では嘘だったのか本当だったのか、それは彼の認識の時系列にのみ依存するだろう。もはや嘘だったとしても「どうでもいい嘘」だと片付ける人が、この21世紀からみれば大半だろう。ましてや明日「地球は自転していなかった」と新たな科学者が主張するかも知れない。


よく昼ドラとかの不倫浮気の発覚系で
例えば「君を傷つけたくなくて、ついたのだ」と弁解される嘘があるが、あれはアウトだ。悪い嘘だ。
嘘の発生源は浮気をした時点で萌芽した「罪意識」か「裏切」、もしくは両方に先行性があり、「傷つけたくない」が嘘の発生源だと騙るには前後関係が破綻しているのだ。

時系列上、嘘の発生源を後出しでかさ増しし、或いは隠蔽し、合理化する過程で「傷つけたくない」という蓑をまとったことが揺るがない。

「裏切ったことを隠す為の嘘」であることからは変化できないのだ。傷つけたくない為だと思ってても、思わなくても。

そもそも本質的に「他人を傷つけたくない」人格であるなら「浮気をしない」という選択を取っていたはずなのだ。

・・・いかにも彼女がいなさそうな、青臭いことを言っているな俺www

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読んで下さった方、時間を無駄にしただろう。ごめんなさい。返せないが、許せw

 


話を俺に戻す。


「カバは嘘をつくのが下手だ」とよく言われる。
それに対して俺は苦笑いする。「そうなんすよw」。
然るに、俺は目の前の彼が気づかなかった嘘を沢山ついて生きてきた。
「嘘をつくのが下手なカバさん」が、嘘のキャラなのである。


虚言癖がある僕の(折り合いとしての)信条が、上述の通り「悪い嘘をつかない」である。
果たして今回ギニアヒヒについた嘘は、悪い嘘だろうか。良い嘘だろうか。
僕は自分への判決に迷う。
業績が悪化したサバンナ社を数ヶ月後に辞めようが、既にリストラされていようが、
彼の中の僕に対する期待や印象は大きく変わらないだろう。
今回の嘘に、ギニアヒヒを傷つけたり、なにかの判断を歪ませる要素はない。嘘をつかれた人間に中立的な、言ってしまえば無価値な嘘なのである。

でも、それでも残るしこりはなんだろう。
恐らく、リストラの事実を僕が消化できていない故のしこりなのだと思う。
僕がリストラされた自分を悲観し、自責する限り、つまりは罪意識を感じる限り、
リストラを隠すための嘘は、罪意識を隠すための嘘を脱しないのである。

 

良い嘘も悪い嘘も、一番の弊害は管理の煩雑さである。

ギニアヒヒについた嘘は、アルマジロさんにもチーターさんにもつくことになった。当然。

管理が面倒なので、今後さらに多くの友人に、同じ内容の嘘を俺は横展開していくのだろう。

 

慣れてはいるのだが、

即ち誰も興味がなくなるまで待つ、という形で管理するのである。

仮に1年後にギニアヒヒに会い、俺が無事に新たな生活をしていたとして、

きっかけが会社都合の解雇だったのか、業績不振を見越した転職だったのか、など、もはやどちらがフィクションでもよくなるのである。

煩雑にはならないが、気の長い管理方法だ。

 

これが何を意味しているのか。

僕は、本当は誰かに相談したいはずの自分の首を、自分で締め続けているのだ。

良い嘘だろうが悪い嘘だろうが。悠長に思慮している自分の愚鈍さが切ない。

 

まあ、・・・いいか。それも貴重な人生経験か。

 

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皆、ご安全に。

 

かばさん。

 

 

 

すごい、しょーもない話。

一昨日のギニアヒヒさんとの飲み会で、未だに引きずっているモヤモヤがある。
彼にリストラしたことを隠した、嘘をついたことの懺悔の思い、、、、


、、、、なんかより、


3軒目にフラッとよったギニアヒヒ行きつけのショットバーにて、割り勘20,000円、計40,000円分も飲んでいたこと、である。
ギニアヒヒのペースに任せて、気づけはボトル入れて。隣の女の子と分けたりなんかしちゃって。ほとんど記憶ない。

前までは「まあこんな日があってもいいか」と思えたけど、

さすがに今は後悔が半端ないよ~~~~~!
そりゃ無職になったことをギニアヒヒに言ってないんだから、当たり前なんだけど。


俺は、緩めの貧乏性である。
詳細はまた書くが、そう育ったことに多少のプライドも持っている。


自粛の4月、5月の娯楽費は合計9,000円くらいだ。ほぼ車のガソリン代とパック焼酎だけで抑えてきた。自粛の模範生だったからな。無料でできるからアメブロ始めたようなもんだ。

帰る時間にもよるけど、ギニアヒヒとの飲み代を5,000円~12,000円程度と想像していた。16時からじっくり飲もうぜ、とのことだったし。

1軒で20,000超え、って。3次会のただのバーやで。すでにベロベロで、あのまま帰ったって、久しぶりの再会で語り合った記憶は変わらないはずだ。
そりゃ100%僕の自己責任なんだけどさ。

緊急事態宣言後、初めての飲み相手となったギニアヒヒと別れた後、
ちょっと今後の外食に対する考え方を変えないとならない、と思った。


<リストラされる前の、カバの外食に対する考え>
・誘われた酒は行くこと。
・話をしたい場合、躊躇なくサシ飲みに誘ってみること。 ※会社でバトった相手こそ、なるべく。
・「リモート飲み、宅飲み」は、惜しまず上等の食材、上等の酒で楽しむこと。
・参加したからには終電を忘れる勢いで、4次会も5次会も楽しむこと。
・「つまんねえ。意味ねえ」と感じたら、遠慮せず1次会で帰ること。自分の態度悪くなる前に。

・飲みや休日を営業の手段と考える人にならないこと。どうせ向いていない。

 ※あまり接待する文化がない会社だったから、言えるのかな。

・気が合う人との飲みには金を惜しまぬこと。
・節約として、1人の外食は1日以上開けること。昼、夜に限らず。


リストラされたのだ。働かざる者食うべからず。
少なくとも新たな所得源を持つまで、俺は外食に対する考え方を改めたい。


<今後:それなりの仕事見つけるまでキャンペーン>
・誘われた酒には、極力、1次会だけは、行くこと。
・サシ飲みで話をしたい場合、「相手は別に俺と飲みたくないのでは?」と一回躊躇して冷静に考えること。
・または今や立派な文化になった「リモート飲み、宅飲み」をお願いしてみること。
・宅飲みの友は、原則、1.8lパックの「博多の華」お湯割り。ワインは1本600円までに抑えること。それ以上は贅沢と心得よ。
・終電を逃すのなら、2万円ほど失う覚悟を持つこと。即ち、次の週の生活費で2万円を浮かせること。
・「つまんねえ。意味ねえ」と感じたことがあるメンツなら、割り切って参加を自粛すること。期待するな、どうせつまらないはず。
・とは言え、人が誘ってくれた心遣いには全力で応えること。
・言わずもがな、原則は自炊。独りの外食はしないこと。する場合はイベント性、エンターテイメント性、を持たせること。


いや、もともとね、
ギニアヒヒは着る物も飲み屋も、彼女とかも、センスがオシャレなのよ。俺とは違う人種。
それなのに俺に声かけてくれて、しれっとアドバイスくれるギニアヒヒは、いつも嫌らしさを感じさせない。有り難いことだ。彼の人柄だろう。
こんな秋田の田舎もんが、今までそのノリに安心してついて行けたのも、確かに事実。

ただねえ、やっぱりお金の制約線は割り切って修正しないと。
カバよ、お前は無職なのだ。

「二日酔いやべええぇ」と無邪気に苦しそうなギニアヒヒのLINEに、虚言癖の俺が「最後の店、俺20,000円しか渡してないけど足りたかい?」などと返信する。メタボのカバの、やせ我慢。さぞ様になろう。

その俺は外食を控え、昨夜は100円が更に半額になっていたブリの頭やら骨身やらのアラを汁にして、味噌を溶いて食べた。
その液体のことを「味噌汁」と書かなかったのは、一般的な味噌汁に値する高次な料理に達しなかったからだ。


俺は料理のセンスがない。絶望的にない、らしい。妹が一番言う。
しかし、これまでの環境の都合で台所にはよく立ってきた。高校時代の弁当も自分で作っていた。

味覚がだいぶサバイバル向きだと思う。これも、多少のプライドを持っている。
 

たぶん、動物のカバもそんな感じでしょ? カバに失礼かな?


かばさん

 

【ざつ談】リストラを友人に隠すべきか、相談するべきか   の続きである。


さて、昨日は2ヶ月ぶりに、休業が緩和された大阪の街へ友人と飲みに行った。
予備校時代の友人:ギニアヒヒさんである。
結局、ギニアヒヒさんに、俺はリストラされた一切の事実を隠した。
 

ギニアヒヒのお誘いのLINEには、とにかく

・酒飲みたい
・肉食いたい
・土日どうせ暇やろ?

と書いてあった。

彼は「飲みたい気分だ」という表現をした。
ごめん率直に言う。言われる性別によってこれほど気色悪さを嗅ぐわせる言葉を、俺は昨日まで知らなかったww

1軒目、2軒目はお手頃なホルモン屋と串カツ屋をハシゴした。三密の危険にはよく配慮した。
予備校当時の友人達に4年ぶりの電話をかける等で愉快に過ごした。
電話の向こうでは、アルマジロさんもチーターさんも結婚していた。おつおーつ。

ギニアヒヒは世田谷育ちの裕福な家の出で、秋田の共働き・学童保育世帯の鍵っ子だった俺の価値観からすると、どこか消費行動がおおらかである。
3軒目は彼の行きつけのお洒落なショットバーでお洒落なボトルを空け、諭吉さんが何枚か飛んだ。

僕も些末な見栄を張りたいのだろう、久しぶりに会う彼が向かう店に、楽しげについて行くのである。

…またブログを改めたいが、無職になった自分のお金の使い方について、方針を変えないとダメだと思った。2ヶ月ぶりの外食とはいえ、今までと同じ事をしてはいけない。。。


ギニアヒヒは大手の不動産会社に勤務している。

大型ホテルの稼働や利益の推移に触れる仕事をしており、やはり見たこともない数字の下降に困惑する毎日であるそうだ。
彼も大変な1年間を過ごしたようだ。
本人が交通事故に苛まれ、生まれたばかりの娘さんも難病を患い、同時期に2人目の子どもが生まれたそうだ。
びっくりしたが、お子様含め大事に至らず既に回復しているようで、安心した。

さて。

当然、「最近仕事はどうよ?」という話題を避けれない。

回答した僕は、嘘をついていた。

・会社の業績が悪い。数ヶ月前は世界的にリストラがあった。
・その後も、営業部の仕事が大きく変わり、年俸の拡大はしばらく見込めない。
・インバウンドの収縮で特に先が見えない業界なので、自分は退職も考えている。

つまりは、自分が現在もサバンナ社で働いている状況を想像しつつ、そのままギニアヒヒに伝えた。
会社に残ったメンバーから聞いた最近の実情を参考に、舌が動く。

 

もともと俺は、嘘に寛容な人間だ。特に自分がつく嘘にw
そもそも「本当のこと」という個々人の認識に普遍性がないではないかと、積極的に思う。つまりは開き直る。

 

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2020.05.20

俺の都合で、以前書いてあった後半の部分を、別の記事に立て直した。

内容は殆ど一緒だ。 長くなったからw

 

もし続きに興味あれば、こちらだ。 ↓

【ざつ談】悪い嘘といい嘘について(再編集)

 

かばさん。