【ざつ談】リストラを友人に隠すべきか、相談するべきか   の続きである。


さて、昨日は2ヶ月ぶりに、休業が緩和された大阪の街へ友人と飲みに行った。
予備校時代の友人:ギニアヒヒさんである。
結局、ギニアヒヒさんに、俺はリストラされた一切の事実を隠した。
 

ギニアヒヒのお誘いのLINEには、とにかく

・酒飲みたい
・肉食いたい
・土日どうせ暇やろ?

と書いてあった。

彼は「飲みたい気分だ」という表現をした。
ごめん率直に言う。言われる性別によってこれほど気色悪さを嗅ぐわせる言葉を、俺は昨日まで知らなかったww

1軒目、2軒目はお手頃なホルモン屋と串カツ屋をハシゴした。三密の危険にはよく配慮した。
予備校当時の友人達に4年ぶりの電話をかける等で愉快に過ごした。
電話の向こうでは、アルマジロさんもチーターさんも結婚していた。おつおーつ。

ギニアヒヒは世田谷育ちの裕福な家の出で、秋田の共働き・学童保育世帯の鍵っ子だった俺の価値観からすると、どこか消費行動がおおらかである。
3軒目は彼の行きつけのお洒落なショットバーでお洒落なボトルを空け、諭吉さんが何枚か飛んだ。

僕も些末な見栄を張りたいのだろう、久しぶりに会う彼が向かう店に、楽しげについて行くのである。

…またブログを改めたいが、無職になった自分のお金の使い方について、方針を変えないとダメだと思った。2ヶ月ぶりの外食とはいえ、今までと同じ事をしてはいけない。。。


ギニアヒヒは大手の不動産会社に勤務している。

大型ホテルの稼働や利益の推移に触れる仕事をしており、やはり見たこともない数字の下降に困惑する毎日であるそうだ。
彼も大変な1年間を過ごしたようだ。
本人が交通事故に苛まれ、生まれたばかりの娘さんも難病を患い、同時期に2人目の子どもが生まれたそうだ。
びっくりしたが、お子様含め大事に至らず既に回復しているようで、安心した。

さて。

当然、「最近仕事はどうよ?」という話題を避けれない。

回答した僕は、嘘をついていた。

・会社の業績が悪い。数ヶ月前は世界的にリストラがあった。
・その後も、営業部の仕事が大きく変わり、年俸の拡大はしばらく見込めない。
・インバウンドの収縮で特に先が見えない業界なので、自分は退職も考えている。

つまりは、自分が現在もサバンナ社で働いている状況を想像しつつ、そのままギニアヒヒに伝えた。
会社に残ったメンバーから聞いた最近の実情を参考に、舌が動く。

 

もともと俺は、嘘に寛容な人間だ。特に自分がつく嘘にw
そもそも「本当のこと」という個々人の認識に普遍性がないではないかと、積極的に思う。つまりは開き直る。

 

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2020.05.20

俺の都合で、以前書いてあった後半の部分を、別の記事に立て直した。

内容は殆ど一緒だ。 長くなったからw

 

もし続きに興味あれば、こちらだ。 ↓

【ざつ談】悪い嘘といい嘘について(再編集)

 

かばさん。