犬を飼っていると、犬が病気になることもあります。
チック(仮名)は、「ジステンバー」になりました。ただ、本当のジステンバーではないと思います。子供の時は、本当にジステンバーだと思っていたけど、治療と称してチックに飲ませていた薬は、どうやらただのブドウ糖の栄養液だったらしいですから。
ホピ(仮名)は、すぐに皮膚病になりました。毛が抜けて肌がただれ、痛いらしくて、よく鳴いていました。
ホピが皮膚病のときは、家族でホピを610ハップ(ムトーハップ)のお風呂に入れました。さらに皮膚病の患部に塗り薬を塗るのですが、臆病なホピは大鳴きをします。ホピは大人しい性格なので噛む事はありませんが、一仕事でした。
病気では無いのですが、ホピは鼻が悪く、いつも鼻が乾いていて、犬なのにあまり匂いがわかりませんでした。
エキス(仮名)は健康でしたが、晩年にお尻にデキモノが出来ました。デキモノというとたいした事なさそうですが、かなり悪いものでした。
一度はレーザーで治療して、これで治ったとホッとしたけど、すぐに再発。
以後は注射による治療となりました。エキスは、この注射を非常に嫌がりました。兄弟はエキスを獣医に連れて行き注射をしてもらったとき、嫌がるエキスに顔を噛まれたそうです。
また獣医さんは往診もしてくれて、吹雪の日にまで家に来て、エキスに注射をしてくれました。しかし、この注射がエキスの死を早めた可能性があります。いわゆる副作用です。無理に治療をしなければ、あと1~2年は生きられたのではないか? と思ってしまいます。
ココ(仮名)は、テンカン持ちでした。ある日、ココが家に来て1年かそこらだったと思いますが、夜に散歩に行こうと、庭の木戸を開けて外に出たとたん、ココが倒れて泡を吹きました。慌てた私が、家族を呼んでる間にココは回復してました。獣医さんに電話すると、テンカンだろうとのこと。ただし、もう二度とならない可能性もあるとのこと。
ココのテンカンなど忘れた頃、ココが散歩中に落ちていた竹の筒を囓りました。ココは、なんでも落ちてる物を咥える癖がありました。
その直後、ココが一瞬、脚を引きずったような気がして、気になってたのですが、しばらく歩くとココが歩けなくなって、大量のヨダレを垂らしながら、まるで「酔拳」のような動きをしました。
私は、もうダメなのかと思いました。こんなに早くココとお別れすることになるとはと悲しくなりながら、家族に車で来てくれと頼みました。しかし、場所がわからないらしく、なかなか家族は来ません。やっと来た頃には、ココは回復してました。
獣医さんに行くと、やはりテンカンを指摘されました。しかし私は、竹に何か付いていたのではないかと疑いました。
その後も、道路工事の場所に来たとたん、ココがうまく歩けなくなり、道路工事の場所を離れると回復。そして別の道路工事の場所を通った時は大丈夫だったのに、少ししてから歩き方がおかしくなるなど、今度は道路工事の薬品のせいかと思いました。
でも、どうやら道路工事は関係なく、やはりテンカンらしいと後で気づきました。
あるとき、ココがやはりテンカンで歩けなくなりました。ココも歩こうとするのですが、真っ直ぐ歩けず斜めになってしまいます。
家までもう少し。なんとか家まで行って、家で休ませようとココと歩くのですが、やがてココは地面に倒れて動かなくなりました。
心配した私は獣医さんにココを連れていけないかと家族に電話しますが、家族が仕事中で電話に出られず。私がココを置いて車をとってくるというのは、その間にココがどこかへ行ったら困るので、できませんでした。
ココは歩けない状態とはいえ、私が車をとりに行っている間に歩けるぐらいに回復して、どこかへ行く可能性もあります。
それで困って立ちつくしていると、突然、ココが立ち上がって歩きだしたのです。
この経験で私は、ココにテンカンの症状が出ても、ある程度休んでいれば、やがては症状が回復して普通に歩き出すことがわかりました。
その後も何度か、ココは散歩中にテンカンで歩けなくなりましたが、大丈夫でした。
そんなある日、ココの晩年の事です。ココがめまいを起こしたのです。
私は、いつものテンカンだと高をくくっていたのですが、いつまでたっても回復しません。
心配になって獣医さんに電話し、どうやらめまいらしいと言うので、なんとか獣医さんに連れて行きました。獣医さんで注射でもしたら治るのかと思ったら、自然治癒を待つしか無いとのこと。
ココのめまいについては、こんなエピソードがあります。私は夢を見ました。ココが家の外に飛び出して道路に出てしまい、追いかけると車が走り去ってココが倒れているのです。轢かれた、と思いつつも、ココを玄関まで連れて来て立たせるのですが、ココは立てずに転ぶのです。何度やっても転ぶのです。
そんな夢を見た直後、朝、ココを庭散歩させると、庭の草むらで転びました。夢を思い出し、縁起でも無いと思いました。
その後、私が外出しようとすると、ココが鳴いています。無駄鳴きだと思い込み、私は外出しました。そしてお昼に帰ると、ココが鳴いているのです。どうも、朝の庭散歩で転んだところから、めまいの症状が出ていて、ずっと鳴いていたようです。
めまい後のココは、首が傾いてしまい、食欲も無く、便秘になり、散歩も少ししか出来ず、溝も跳べず、高い所にも上がれません。
こんな状態がずっと続くのかと、私は憂鬱になりました。しかし、やがて便通は改善し、食事はしばらくはドッグフードにササミを混ぜてやる事で食べるようになり、そのうちササミ無しのドッグフードも以前と同じ量を食べるようになり、散歩もめまい以前と同じ距離を歩くようになり、溝も跳び、高い所にも上がれるようになり、そしてついには私に飛びつくところまで回復しました。完全回復です。
しかし、ココの完全回復を喜んでいた矢先、ココは旅立ってしまいました。その時の想い出は、またいつか書きます。