ハロプロの場合、集客力に合わせて会場が選ばれているため、人気の公演であれば前売りで完売することはよくあり、当日券が出る場合でも枚数が限られることも珍しくありません。
一方、Jクラブの場合には、J1以外では空席が目立つことも多く、各種割引チケットの販売や、無料招待チケットの配布が頻繁に行われてます。また、クラブによっては小学生以下の子ども達が1シーズン無料で観戦が出来るバスを発行しているクラブもあります。
無料招待チケットには、
① 大きなスタジアムにお客さんを入れることが出来る。
② 招待事業を通じてクラブとの接点を創出し、新規ファンを獲得する
③ スポンサーや自治体、あるいは自クラブの社会貢献事業の側面がある などなど
メリットも多数ありますが有料チケットの価値を低くしてしまっている側面があることも否定は出来ません。
入場料収入は、クラブの重要な収入源であると同時に、有料来場者数はクラブの人気を現わす重要なバロメーターでもあります。お金を払ってでも観に行きたいクラブであれば、スポンサードする価値も高まるわけですし、グッズなどその他の収入増も見込めると考えることが出来ます。
もし、Jリーグクラブが自クラブの集客規模に合うスタジアムで試合を行うことが出来れば、チケットの価値が高まり、結果的にクラブの価値が高まる可能性を秘めているように思います。
もちろん、運営・警備上の問題や、各地方の事情(県内で試合を行えるのが国体用の陸上競技場しかない・交通アクセスの問題などなど)もあり、一筋縄ではいかない問題ではありますが、闇雲にJ1ライセンスをスタジアムを推奨することは、クラブだけでなく、クラブを支える自治体にとっても大きな大きな負担となる可能性があり、各地域の特性に合わせてスタジアムの考え方も、柔軟にしていく必要があるのではないでしょうか。