ヘッド長 28.7cm 長さ 85.5cm フィンガ長 15cm

 (3点留め)

 昨日のピッケルより完成度が高い。

「EVER NEW」は、東京近郊の鍛治屋に依頼してピッケルを作っていた。

鍛冶屋の巧拙の違いもあるとおもわれる。

 このピッケルの方が、ブレードは銀杏形で「BHEND」に良く似ている。

 シャフトは細めの楕円形で、真っ直ぐに作られている。

 ハーネスは4.5cm。石突きは約6cmである。

 おそらく1950年~60年にかけて、作成されたピッケルである。

「BHEND」と良く似ていて、安価であれば、購入する山屋も多かった?

素材は炭素鋼で、フィンガは「特殊溶接」だったようである。

「EVER NEW」の一時代を画したピッケルではある。