ヘッド長 28.5cm 長さ 92.5cm フィンガ長 13.5cm
(3点留め)
ピッケルと言うよりツルハシと言うった方がピッタリくる感じのピッケルである。
外国や日本のピッケルに似ても似つかない。
ヘッドは厚く(上7mm・下8mm)頑丈に作られている。
おそらく頭抜きである。(天頂に傷があり、良く見えない)
ピック側の長さ15.7cm、ブレード側12.8cm。
他のピッケルと比較すると、ブレード側の長さが際立っている。
ピック下に、5個の刻みがある。
ブレードの形は、塔の様にシャフトに向かって細く作られている。
珍しい形である。
シャフトは細目で楕円形。ハーネスは縦5.7cm、石突は5.5cm。
石突は、四角錐である。
誰が鍛えたのか全く不明であるが、ピッケルの要素を全て備えている。
磨いてみて、炭素鋼ピッケルだろう。
これなら、滑落してもストッピングで止められると思う。
何やら夢をかきたてられるピッケルである。