一般的に卓上カレンダーはルーチン作業が多いため、経験を積むほど熟練し、その質と効率が高まります。
それは製作だけではなく、問い合わせ対応にも言えることです。

一方、熟練度が高まるほど、従来との何かしらの違いに違和感を感じられる感度も高まるため、顕在化しない行間や間にある潮目や危険を察知できる可能性も高まります。
それが2重・3重となることで、より高レベルへの作業や問い合わせ対応へ昇華します。

しかし、その感覚は10年ほど前までの世の中の変化が比較的緩やかな時期には経験値が作用していましたが、今はその時と同じ感覚では違和感を感じる必要がある時に感じられないギャップが生じる危険性が高まっています。

違和感は、万事感じられるものではなく、感じられる準備をしている人だけが感じることができるものです。
また、それを感じたからと言って、それが全て良くも悪くも別の事象につながる訳ではありませんが、物事が順当に進まない場合は良い結果も悪い結果も、分岐点で必ず何かのシグナルが現れる場合が多いです。

そこに違和感を感じられるようになり、不意の事象に対応できるようになることで、常に感度の高い作業レベルや問い合わせ対応を保てるように、そしてそれらを通じてお客様へ高レベルの購入体験をご提供できるように、突き詰めて参ります。