私が担当させて頂いている企業様向けオリジナル卓上カレンダー制作では、使う人の「クオリティ・オブ・ライフの向上」を目標の一つに掲げています。

 

辞書によると「クオリティ・オブ・ライフ」とは一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた『生活の質』のことを指し、ある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念であるとされています。

 

人生というと大きなテーマとなりますが、卓上カレンダーは日用品の中でも使う人との接触頻度が高いツールですので、その使用を通じて使う人が生活を豊かに感じたり、使う人のアイデンティティを尊重するようなことにつながることを目指した商品開発に取り組んでいます。

 

もちろん、オリジナル卓上カレンダー制作では、カレンダーのデザインは主にお客様からの入稿されたデータに基づいて仕上げるため、ビジュアル面は弊社の管轄外ですが、いわゆるハード面(商品自体)で顧客価値を創り出せるような商品作りを目指しています。

 

その点で、機能性・使い勝手などの製品価値の向上への取り組みとは別に、使う人によっての情緒的価値や感情的な共感をうめるような要素開発も重視しています。

 

弊社は、弊社がお手伝いさせて頂くオリジナル卓上カレンダー制作を通じて、クライアント企業様の企業発展と使う人のクオリティ・オブ・ライフの向上を同時に実現することを理想とし、日々突き詰めております。

経済分野やビジネスシーンで使用する「ニッチ」は、小規模で見逃されやすい事業領域や、まだ誰も手を付けていない分野など、現存するサービスや商品でカバーできていない「隙間」のことを指す言葉です。

 

企業様向け卓上カレンダーは販促物・ノベルティ・粗品などの用途に使われる都合上、大きなニーズが見込める領域・商品・サービスや既存の人気分野・カテゴリを重点的にカバーすることがコスト面と生産効率面(安定供給)の上で、お客様の要望に応えるために必要不可欠と言われています。

 

また、カレンダーは商品としての長い歴史を経る中で、ある程度完成された形が世の中の共通認識となっています。

そのため、「ニッチ」をカバーしようとすると、商品セオリーから外れてしまったり、お客様の求めるものとのギャップが許容範囲を超えてしまう危険性があります。

 

その上で「ニッチ」を追求することは、業界の一般的な流れとしてはリスクがリターンを上回ってしまう可能性が高いと認識されています。

 

一方、セオリー通りの商品・サービスでは、弊社の活躍できる領域は少ないと考えられます。

そこは量的にも質的にも、今までの市場で概ね賄われているからです。

 

実際には、卓上カレンダーという商材の性質上、そのカタチ・様式などは従来の商品仕様を踏襲することの方が、お客様との共通認識を得られやすいメリットが大きいと思われますので、今のところ弊社がそこから大きく逸脱することはありません。

そこで、弊社は概念上の「ニッチ」を追求し続けています。

 

多様化している世の中の価値観の中では、同じ卓上カレンダーという商品だとしても、人の見方・感じ方によって、その物の価値は大きく異なります。

 

そして弊社は、まだ賄われていなお客様の価値観を叶えるとともに、卓上カレンダー市場の隙間を埋めることで、卓上カレンダーがより一層世の中に重宝される存在として、そのポテンシャルを発揮できるように貢献していきたいと強く想っています。

企業様向け卓上カレンダー販売において弊社が目指しているのは「名脇役」です。

 

弊社は小さな会社ですので、規模的にも量的にも主役企業にはなれません。

業界的な知名度もありませんし、社歴もまだまだ新参者です。

 

そこは主役企業様であり弊社が賄える領域ではありませんが、業界として主役企業様が賄えない領域でお客様のお役に立つために携わることが弊社の役割だと考えています。

 

それを追求して20年以上経ちますが、分相応で弊社が活躍できる領域を見つけられたと感じています。

 

これからも脇役をさらに追求していくことに変わりはありません。

その追求の先に目指すのは「名脇役」です。

弊社は小さな企業ですが、それでも強い想いをもって企業様向け卓上カレンダー販売に携わっています。

それは弊社の商品を通して「社会を前進させる」ということです。

 

卓上カレンダーは、使う人の日々の生活を支えるツールです。

より良い生活を応援するためには、使い勝手や機能性を充実させることが欠かせません。

今後もそれらは継続して追求し続けます。

 

一方、卓上カレンダーは使う人との接触頻度が高いアイテムです。

気持ち良く、または心地良く使って頂くことは、使う人の日々の生活を心情的に豊かにすることにつながる可能性が高いと考えられます。

さらに、その卓上カレンダーに対して使う人が自身の情緒的価値観やライフスタイル・思考性などどの共感を抱いたとすれば、その卓上カレンダーの顧客価値は格段に高まり、使う人の心情的な豊かさをさらに高めることができると確信しています。

 

そして、それらが実現することで、使う人々のポジティブな社会活動をサポートし、社会の前進に貢献できるのではないかと考えています。

 

卓上カレンダーという日々の生活のごく一部の存在かも知れませんが、使う人をリスペクトし、社会の利益に資することを追求してまいります。

近年の企業様向け卓上カレンダー販売用のHPやカタログ制作でネタに困った記憶がありません。

商品仕様や写真の掲載は当然ですが、それ以外にも多数盛り込みたい要素があり、むしろ何を載せるか絞らなければならないくらい、載せたい要素が次々に浮かんできます。

 

もちろん、それらの要素は全て販売に関係するものであり、決して穴埋めのためのものではありません。

また、商品に関しての要素ばかりではなく、弊社の考え方やお客様に伝えたいことなども積極的に掲載していくので、結果的にそれらが半々くらいになる感じで仕上がります。

 

それでは何故そのようになるのかと言うと、第一に(それを意図して作ることはありませんが、結果的に)弊社は商品自体がコンテンツになるため、そこから話題を展開していけば自ずと弊社の考え方や方向性を奏でてくれるのです。

 

そして第二に、弊社ではHPやカタログを主として「商品目録」や「営業案内」として考えておらず、お客様へのプレゼンテーションツールとして考えているからです。

 

そのため、商品紹介という体裁はとっておりますが、HPやカタログの全体を通して弊社の物語になるような意識で制作しています。

 

例えるなら、商品企画・開発の際に弊社の考えや想いを凝縮し、商品化の後にHPやカタログ掲載の際に凝縮したものを元に戻すような感じです。

 

ただし、商品がコンテンツと言うのは弊社の感覚的なことであり、厳密にそのようになっているわけではありません。

それでも、モノとしてだけの商品にしないことは意識しており、情緒的な要素を込めながら商品創りに励んでいることは間違いありません。

 

販売開始以来、ずっと弊社はその意識で商品創りをおこなってきました。

世の中は変わりますが、これからも弊社のその想いは不変です。

コロナ禍の影響により、変化のスピードが早く今まで以上に不確実性が高まっている世の中で、SDGsをはじめとした様々なトレンドの加速度が増しています。

 

企業様向け卓上カレンダー販売においても、その変化の潮流が生まれています。

恐らく、今年のカレンダー市場のラインナップにも、その流れが反映されると思われます。

 

一方、それは大切な要素ですが、それはあくまで製品価値の提供に関わるものです。

大切なのは、トレンドに惑わされることなく、本質を見失わないことです。

 

弊社が企業様向け卓上カレンダーの販売を開始してから20年以上経ちますが、その間に様々な世の中の変化とトレンドを経験してきました。

 

その中で感じているのは、それを追っても追いつけないことと、追ったとしても成果につながりにくいと言うことです。

 

それよりも、その間にずっと変わらなかった本質を突き詰めることの方が、ビジネスを継続してお客様の発展に貢献するうえで大切であると感じています。

 

今年は一層、先が見えない難しいシーズンを迎えますが、ブレないように本質を追求していきたいと思います。

企業様向け卓上カレンダー市場では、今まで自社で取り組んだことのないことを始めようとする時に、どうしても経験則・慣習・トレンドに頼りがちです。

 

代表的な例では、サイズ・素材・機能性がありますが、そのいずれも市場のラインナップはほぼ出尽くしているため、それを起点に考えるのは成果につながりにくくなっています。

 

もちろん、商品としてはそれらの要素は欠かせないのですが、すでに市場にある程度流通しているので、あまり効果的な選択とは言えなくなっています。

 

むしろ、お客様の卓上カレンダーに関する知識や経験が増えてきた現状では、それらを元にして商品を作ることは予定調和を狙っていると思われても過言ではありません。

 

そのため弊社では、意図しない場合でも結果的に予定調和につながるような流れは狙わないようにしています。

決してその選択がダメだと言うことではないのですが、弊社の今後の展開を見据えた時にはそれをファーストチョイスとしない方が時流にあうのではないかと考えています。

 

弊社は企業様向け卓上カレンダー市場において、お客様から求められている役割を理解しているつもりです。

その範囲は幅広いのですが、弊社が求められる役割は予定調和ではないことは確かです。

成熟された企業様向け卓上カレンダー市場において、商品レベルは年々向上しています。

また、洗練されたデザインの高品質で短納期の商品が増えています。

 

その一方で様々な要素が高レベルで平準化が進行しつつあります。

さらに近年は、お客様も卓上カレンダー製作の経験値や知識が高まっており、お客様の制作側に対する期待値は高止まりしています。

 

その中で、お客様に選ばれるためには、お客様の事前期待を超えなければなりません。

ただし、ここで言う事前期待を超える対象は商品や価格に限ったことではありません。

 

何故なら、現状でのお客様の評価対象は商品だけではないからです。

もちろん物販ですので、商品の出来具合や価格は重要な要素ですし、それらを第一評価要素と考えるお客様も多くいらっしゃいます。

 

しかし、それで全てが決まるわけではありません。

その他の要素である、サービス、対応、雰囲気、相性、価値観、考え方などを第一評価要素と考えられるお客様も近年は非常に増えています。

 

そして、それぞれの要素に対してお客様は少なからず何かしらの期待をされています。

 

事前期待を超えることが必ずしも弊社の評価およびご注文につながる訳ではありませんが、事前期待を超えることを目標にすれば、弊社は必ず現状を超えるために今以上の努力をしなければなりません。

 

それを突き詰めれば、何かをつかめることができると信じています。

何かをつかめたら、何かを変えられる可能性が生まれます。

それが弊社の原動力であり、モチベーションであり、弊社の役割であると思っています。

 

だからこそ、お客様の事前期待を超えることを追求し続けていきます。

弊社が企業様向け卓上カレンダー販売において日々取り組んでいるものは様々ですが、その中に「弊社らしさ」の追求があります。

 

もちろん、この事業はクライアント企業様が成したいと望まれることを遂げられるようにお手伝いすることが目標です。

そのため、「弊社らしさ」はクライアント企業様ありきが大前提です。

 

また「弊社らしさ」はお客様が判断なさることなので、決して狙って得られるものではありません。

それを追求したとしても、お客様によく思われようと体裁を繕うようなことは決して致しません。

 

ですので、ここで言う「弊社らしさ」の追求とは、卓上カレンダーを通して弊社がこう在りたいと思っている理想を実現できるように試行錯誤することです。

 

そう考える理由は、弊社はそれをやらなければ、厳しいビジネス環境の業界の中で同質化してしまう可能性が高いからです。

 

弊社はこの事業を始めて20年以上経ちますが、カレンダー業界の中では新参者です。

また、規模の大きな会社ではないため知名度もありません。

 

さらに、世の中が大きく変わろうとしている中で、同じ場所にとどまっていては世の中から必要とされません。

 

だからこそ、弊社は「弊社らしさ」を追求し、今後もこの業界でお客様の発展に貢献し続けたいと強く思うのです。

実は今日の表題のブログは以前にも書いたことがあります。

恐らくその時も、そのようなタイミングだと感じたのだと思いますが、今は前回にも増してその必要性を強く感じています。

 

世の中の仕組みや価値観が大きく変わろうとしている中で、今まで同様の思考では通用しません。

例えそれがリピート性の高い季節商材である企業様向け卓上カレンダーだったとしても条件は同じです。

 

むしろ、多くのお客様にとって1年に1回必要な商品なので、購入する間の1年間に社会は大きく変化してしまう可能性はあります。

 

ただし、ここで大切なのは、表層的に求められる提供価値は世の中の変化とともに変わる可能性がありますが、本質的に求められる顧客価値は世の中が変化しても不変だと言うことです。

 

それならば、弊社はその不変的なものを追求しカタチにしていかなければ、お客様のご期待にそうことはできません。

 

その意味で、弊社にとって2021年は非常に重要な年になると思います。