市場が成熟している現在、弊社として今後の更なる成果を上げるためには、どこで勝負するか(どのポジショニングを選ぶか)を突き詰めていかなければなりません。
市場が成長している間はブルーオーシャンがたくさんありましたが、卓上カレンダーが本格的に普及してから20年以上経ち、物理的なニーズは概ね満たされていると考えられます。

もちろん、売るモノは企業様向け卓上カレンダーであることで変わりませんが、それ以外のモノ・コトを変えていかなければ、瞬く間に淘汰されるのは明白です。
ましてや、新たに売れるものには限りがあり、そこに対しての競争は年を追うごとに厳しさを増しています。

むしろ今後は関係各社が、従来の経験則と慣習から距離を置き、それぞれの得意を活かして、卓上カレンダーの可能性を広げていく方向に進めることができれば、お客様からの支持を得られやすいと思われます。

そのために弊社も、どこで勝負するかを真剣に突き詰め、市場内においてお客様から求められる役割をしっかりと果たしていきたいと思います。

近年は何かにつけて効率化が求められます。
企業様向け卓上カレンダー市場も例外ではありません。

例えば、成熟した市場で更なる成果を上げるためには、より多くのお客様への効率的なアプローチが欠かせないと言われています。

しかし、今の企業様向け卓上カレンダー市場のニーズは多様化しており、それらを求めるお客様の評価基準も一律ではありません。

また、従来の経験則と慣習が通用しなくなりつつあり、今までのアプローチ手法では、見込み客にすら近づくことも難しくなっています。

その中で成果を上げるためには、非効率も積極的に取り組む必要があります。
ただし、非効率を追求し続けるには時間が限られています。

効率と非効率の際。
弊社は、そこを突き詰めています。

世の中のどの商品を販売するにおいてもニーズを汲むことは必須ですが、成熟している企業様向け卓上カレンダー市場においては、ニーズと共にお客様の「意」を汲むことが成果を得るために不可欠です。

何故なら、お客様の要望は概ね満たされていると考えられる一方、お客様が意図してことは、まだまだ叶えられていないことが多いと感じるからです。

実際に、リピート性の高い季節商材である卓上カレンダーのニーズは物理的にある程度限定されており、それに応じる商品も市場において十分にラインナップされています。
さらに、品質や価格は一定以上のレベルで市場全般的に標準化されつつあります。
しかし、近年は卓上カレンダーに求められる役割が変わっており、従来の粗品・販促物・広告などの用途以外に用いられることも増えてきましたが、売られているのは従来型のモノ中心です。

そして、価値観や考え方が変わりつつある世の中において、経験則と慣習を頼りにした従来型の企業様向け卓上カレンダーが今後も求められ続けるのか、それによって更なる成果につながるのかを真剣に考えるべき時期に来たのではないかと思います。

その意味では今後、ニーズ以上にお客様の「意」を汲むことの方が重要になると考えます。

今までの物理的なサイズ・素材・仕様などの要素に基づくものの他に、もっともっと、いろいろな切り口の卓上カレンダーがあるべきだと思います。
物理的なニーズは汲みやすいですが、掴みにくいお客様の「意」に対して何がミートするかは、やってみないと分からない場合が多いですが、可能性を追求しなければ、遠からず卓上カレンダー自体が世の中に必要とされなく時が来るでしょう。

その時が来るのが先か、それよりも前に弊社がお客様の「意」を汲んだ商品・サービスをご提供でき必要とされるようになれるのが先か。

常に真剣勝負です。

今、企業様向け卓上カレンダー市場は過渡期であると弊社は考えています。
従来の経験則と慣習に基づいたサイズ・素材・仕様などの物理的なニーズを汲む商品が一巡する一方、世の中の価値観や考え方が変わる中で、卓上カレンダーに求められる役割も変わりつつあると感じるからです。

また、その変化に対し、企業様向け卓上カレンダーをどのように変えていけばお客様の評価につながるかという問いへの答えは、もはや市場にはないと考えます。

何故なら、今までは「B6サイズ」「リング式」「エコ素材」などのトレンドをトレースすることで、ある程度の成果に繋げることができましたが、今はそれを踏まえた上で、お客様の本質的なニーズを汲めるかが求められるからです。

そして、その答えは市場では無く世の中にあることは間違いありません。

だからと言って、経験則と慣習が頼りであったリピート性の高い季節商材である企業様向け卓上カレンダーの今後の成果につながる答えを、いきなり世の中から探し出すことは困難です。

それでも、世の中に答えがある以上、最初は強引にでも世の中と結びつけなければ前進できません。
あとは、それがお客様に受け入れられるかどうか。
今後の成果は、その繰り返しの先に見つかるのではないかと、弊社は考え、チャレンジし続けています。

企業様向け卓上カレンダー市場がこれほど成熟してくると、今までのような売り方では通用しなくなってきます。
例えば、商品力や価格力で売れていたものが、明らかにお客様の反応が鈍くなってきています。
また、経験則や慣習で売れていたものが、今までと異なる力の影響を受けるようになっています。

それら以外にも、市場における様々な構図が変わりつつあり、従来的な満遍ない力加減ではお客様の心を掴むことは難しくなってきていると感じています。

そのため弊社では今後、更なる成果を上げるためには、力の入れどころを見極める必要があると考えています。

具体的には、私が担当しているオリジナル卓上カレンダー制作では成果への方程式があるので、その方程式に乗りそうな流れになると感じたら、全集中で取り組みます。
ただし、その方程式は自然に完結するものではなく、さらに一律でもありません。

恐らく最初に見えたり感じたりするのは、成果につながる細い糸です。
全集中での取り組みは、流れを逃さないようにその細い糸を必死にたぐるような感覚です。

それこそが力の入れどころであり、まずはそこまでにいかに辿り着くことができるかが、成果への大きな関門です。

私が担当する企業様向けオリジナル卓上カレンダー制作では、ここ数年で売り方を変えることに取り組んでいます。

基本的に、卓上カレンダーはリピート性の高い季節商材であり、一般的に使いやすいと言われる仕様はある程度標準化されているため、売るものを大きく変えることをお客様は求めていません。
それは「既製品に名入れ」でも「オリジナル制作」でも同じです。

一方、お客様が卓上カレンダーに求める役割や見方は変わってきており、商品をその視点に合わせるリポジショニングが、成果を上げるために必要になっています。
その方法は様々だと思いますが、弊社では、従来のサイズ・素材・仕様などの要素を軸としたカテゴライズから、世の中の価値観や考え方を軸としたカテゴライズに組み替えてきました。

ただし、その変更には問題がありました。
それは、従来のサイズ・素材などの軸での販売では、どの商品が売れたかによってそれらの軸設定の効果を実測できましたが、価値観や考え方の軸は商品属性に結びつけていない要素も多いため、商品が売れたことによる個々の軸設定の効果を見極めることが難しい場合もあることです。

しかし、取り組みを続けるにつれ、今までとは違う成果が現れてきたことで、従来と同じ枠組みで評価する必要がないことに気付きました。
そして、その気付き以降は、その取り組みが間違いではないという確信めいた感覚を得て、さらにその道を突き詰めています。

今年も新たなカテゴリを創っています。
それが通用するかどうか、ドキドキワクワクしながらシーズンを待ち望んでいます。

企業様向け卓上カレンダーがリピート性の高い季節商材である特性を考えると、物理的な要素での差別化は限界が近づいていると感じています。
ましてや、市場が成熟している現在、顧客ニーズは概ね満たされ、品質や価格も市場全般的に標準化されつつある状況で、弊社が商品やサービスの差別化を図ろうとしても困難である可能性が高いことは間違いありません。

そのため、その観点で商品・サービスラインナップを構築しても、お客様からすると弊社は雑多に紛れてしまうと考えられます。

もちろん、市場にはまだ物理的に未開拓の領域がある可能性はあり、そこを突き詰めていくことも可能ですが、恐らくその領域はそれほど残されてはいないと思われます。

一方、逆の視点ではまだまだ可能性が残されています。
それは今後、弊社がさらなる成果を求めるのであれば、お客様に弊社を差別化してもらうことです。
それを実現するために、何をすべきかはお客様それぞれにミートするポイントにより異なりますが、そのミートポイントのバリエーションが多いほど、チャンスは多く訪れるのではないかと考えています。

弊社はこの10年ほどの間、お客様からの差別化ポイントを創り出すことに力を入れてきました。
その成果は着実に実績につながっています。

そして今年も、新たなミートポイントにチャレンジしようと取り組んでいます。

もちろん、市場の流れを無視することはできません。

また、トレンドを取り入れることも必要です。

 

しかし実際には、市場が成熟するほど、弊社がそれに沿うことは淘汰を早めてしまう可能性が高まると考えています。

さらに、今後は今まで以上に市場の至る所でバッティングやカニバライゼーションが起こると言われています。

 

明らかに、今までとは違うやり方をしなければ成果が上がらない状況になる中で、今後はどのベクトルに向かうかで結果が大きく異なります。

 

そこで弊社は、従来の経験則と慣習とは適度な距離感を保ちながら、思考を切り替える努力をしています。

 

そして、市場の流れではなく、世の中の流れに合わせることが弊社にとって必須ですが、そこで求められていることに対して、それをカタチにして提案できるかどうかが現在の企業様向け卓上カレンダー市場のおける弊社の生命線です。

 

それをカタチにできるか。

その1点にしのぎを削って、チャレンジし続けています。

恐らく今後、企業様向け卓上カレンダー市場全体の商品ラインナップは、トレンドに集約されていくと思われます。

 

その理由はいくつか考えられますが、まず大きな理由としては、市場が成熟し物理的ニーズが概ね満たされていることです。

リング式カレンダーの登場は市場に大きなインパクトを与えましたが、それ以降は市場に認識されるほどの需要のある新たな仕様は出てきていません。

また、サイズ・素材・機能性・デザインについても、ある一定以上の需要ボリュームがあると考えられる要素は既に網羅されており、未着手のまま残されている要素は細分化された要素です。

 

これまでは仕様やサイズなどの大きな需要に残された余地で市場は成長してきましたが、成熟している市場の今後は更に販売各社のバッティングが起きる可能性が高まると言われています。

 

それは市場の流れとして争うことはできませんが、後発の小企業である小社がその流れに取り込まれた場合、あっという間に淘汰されてしまうことは明白です。

 

それを避けるためには、弊社は独自の強みを磨かなければならないと考え、10年ほど前から独自コンテンツの育成に取り組んでいます。

その取り組みは今のところ功を奏し、成果につながっています。

 

これから更に、それらのコンテンツに磨きをかけて、卓上カレンダーを通してお客様が本質的に望まれることを叶えるお手伝いを続けてまいります。

成熟している企業様向け卓上カレンダー市場において、今まで通りのことを、今までと同じように行なっていては、さらなる成果を得ることは難しいと感じています。

市場が成長期のうちは業界標準や先行事例を取り入れていれば、ある程度の成果につなげることができましたが、顧客ニーズが概ね満たされ、商品の品質や価格が市場全般的に標準化されている今は、市場の中に新たな成果につながる領域を見つけることは難しくなっています。

つまり、成果につながる今までとは違うことは簡単には見つからない状況です。
そのため、可能性がある領域にチャレンジしていかなければならないと考えています。

その取り組みの一つが「空気を読む」ことです。
日々の業務において、基本的にやることは変わりませんが、時々の空気を読んで言葉を変えたり、タイミングを変えたりして、できるだけ良い流れを掴めるように工夫しています。

世の中の空気、市場の空気、場の空気、その日の空気など。

それらが何につながるかを事前に知ることはできませんが、その中のいくつかは確実に何かにつながっています。

そして、そこからつながった要素をさらに突き詰め、枝葉のように思考を広げていくことで、お客様が本質的に求めていることに近づけるのではないかと考えています。