弊社では、現時点では最高の出来だとしても、それで完成だと思わないこと。
逆に、現時点で完成ではないとしても、現時点では最高の出来だとしたら、未完成の完成とすることを意識しています。

特に、コトに対して言えると思います。
モノの場合は、物理的な完成は五感で確かめられることが多いため、それをもって完成を認識できます。

一方、コトの場合は、五感では把握できないため、本質的な完成とズレが生じる場合が多々あります。

今後、成熟した企業様向け卓上カレンダー販売で成果を上げるためには、モノではなくコトの領域の伸び代を突き詰める必要があると感じています。

しかし、何かの施策の完成を待ち過ぎると、勝負所を逃してしまいます。

未完成の完成とは、やりながら完成を目指すことです。
まずは、ある程度のクオリティとビジネスでの耐久が見込めるのであれば、可能な限り早く世に出し、揉まれながら高めていく方が、完成度も高まると思われます。

今、弊社の企業様向け卓上カレンダーのコンテンツの中にも未完成の完成がいくつかあります。
それらは、ある程度は弊社がカタチ作りましたが、弊社が完成されるよりも世の中に任せるスタンスをとっています。

そして、今はまさに弊社にとってコトの要素で今後の成果を上げられるかどうかの正念場に差し掛かっています。
そのために、さらに未完成の完成を突き詰めていきたいと考えています。