企業様向け卓上カレンダー市場は成熟したと言われて久しいですが、リピート性の高い季節商材という特性上、顧客ニーズが一巡している現状では、他の商材に比べてブルーオーシャンが見つかり難いと考えられがちです。

何故なら、使いやすいと考えられる仕様が一般的に認識され、品質と価格の標準化が進む現在、物理的な要素に打開策を見出すことは困難だからです。

また、この状況下で今までの経験則や慣習をベースにした思考性で打開策を見つけようとしても、恐らく従来の枠組みから脱すること自体難しいと思われます。

そのため、今までの経験則に沿って考えるほどコモディティ化の方向に進んでしまうことは避けられません。

ただし、この状況で何をすべきかは明らかです。
それは、経験則や慣習への依存度を減らしながら、市場では無く世の中の思考性に合わせていくことです。

もちろん、今まで成果を得るために必要であった経験則と慣習から離れることの心理的ハードルは相当高いですが、市場も世の中も過渡期である今が絶好のチャンスであると弊社は考えています。

だからと言って、考え方を変えたらブルーオーシャンがすぐに見つかるような甘いものではありませんが、それでも経験則と慣習から離れ、世の中の原理原則に基づいたマーケティング思考に回帰することで、次の成果につながる挑戦権を勝ち取っていきたいと思います。