最近、テレビや雑誌などで「過去にヒットした物・コト」などを紹介する様々な特集を見ていると、ほぼ全てに共通していると感じることがありました。
それが今日の表題の「何気ないことを、ものすごい熱量で」です。
もちろん、全ての特集でこの表現が用いられている訳ではないので、あくまで私なりに感じたことを集約した表現ですが、とにかく注がれた情熱の凄さが伝わってきました。
世の中には物・コトが溢れており、同じカテゴリーの商品間の差別化は徐々に難しくなっています。
何故なら、機能性やデザインにおいて、各業界の全般的な技術やスキルの向上によって、多くの商品が平均的レベル以上に仕上がっているからです。
一方、使う側としては「そのあたり」で十分なのですが、他との差別化のために作り手が上を目指すほど、使う側との気持ちが離れてしまう可能性は高まります。
だからこそ、「何気ないことを、ものすごい熱量で」することは、使う人の心を掴むのだと思います。
そして私も、カレンダー業務に対してそう在りたいと強く思っています。