企業様向け卓上カレンダー販売は、概ね1年のサイクルで完結します。

もちろん、新商品・新サービス開発の中には複数年かかるものもありますが、年単位での動きが基本です。

 

そのため、どうしても一年完結の思考になりがちですが、あまりにその意識が強くなってしまうと、お客様の支持を得られにくくなります。

 

なぜなら企業様向けカレンダーは多くの場合、一年に一度の商材ですので、お客様との接触頻度は相当限られます。

 

その状況で一年完結のやりとりをしていまえば、お客様の記憶に残りにくくなります。

ましてや、商品の善し悪しだけのやりとりになってしまえば、なおさらです。

 

それを避けるためには、やはり「文脈」が大切だと思います。

例え、お客様とは一年に一回程度のやりとりだとしても、その一回一回に意味を込めて連続する文脈を作ることで、お客様のマインドに残ることにつながる可能性が高まります。

 

ただし、その作用は全てのお客様に通用する訳ではありません。

あくまで、お客様からの支持を得られる確率をいかに少しでも上げることができるかという観点での話しです。

 

それが1年続いても少しの作用ですが、5年、10年と続けていけば、その成果は明確に現れます。

実際に弊社でも「文脈」作りを強く意識しており、その効果を実感しています。

 

ネット通販は、栄枯盛衰の激しい領域です。

「文脈」作りは、そこで少しでも長く商いするための弊社の生命線なのです。