弊社では、カレンダーの付加価値を考えると、どうしても飛躍しすぎてしまう傾向があります。
それは、カレンダーという商品が普遍的なイメージで固定概念になっており、それを変えようとした場合に、少しの変化では事足りないという感覚が私たちにあるからです。
恐らく、その原因は過度の「作り手視点」にあります。
私たちには「何かを変えなくては売れない」と言う強迫観念にも似たような感覚がつきまとっているように思えます。
実際には、ほとんどの場合、カレンダーを使う人は「大きな変化」を望んでいません。
誤解を恐れずに言うと、現行のカレンダーでも事足りていると思われます。
それでは、使う人にとって何が「付加価値」として受け入れられるのかと言うのが、弊社にとっての大命題です。
これはもう、私たちが頭の中で必死に考えていても解決しません。
やはり、お客様視点で、お客様の立場で、近づいていけるかどうかにかかっています。