子供の頃からのコンプレックス(頭のいい人が話す前に考えていること) | 坂道のない街(書評サイト)

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本を読んで自分が何を得たかを記録しています。参考にしてください。

 

 最近、人前での挨拶の機会が多くて、用意周到に準備するんだけど、緊張してうまく話せない。


自分を少しでも良く見せたいと思う気持ちが緊張→話せないのループを産むんだろ。


思い返せば昔から自分はそうだった。


中学生時の大事なサッカー大会で、好きな女の子が見に来ていて、いい格好を見せたいがあまり緊張しすぎて思い通りに体が動かなかった。

大学生の時もボーカルしていたライブで緊張でガチガチ。MCが棒読みになっている自分が恥ずかしくて恥ずかしくてどんどん声が上ずってくる。


とにかくここ一番で実力を発揮できる人や面白おかしく流暢に話せる人が羨ましくて仕方なかった。


この歳になっても、中学生から何の進歩もない自分が嫌で、こんな本もまさに求めてたんだと思う。


相手がどんな情報を求めているか考える、カッコつけずに身の丈にあった話をする、この本を読んでまずはこれから実行しようと思った。


さて、来週の大舞台での挨拶はうまくできるだろうか。


<とにかく反応しない>

・怒っている時は頭が悪くなる

・すぐに口を開かず、自分の発言で相手がどのように発言すルカ観察する

<頭の良さは他人が決める>

・コミュニケーションの主体は相手にある。他者がどう思うかを意識する。

<人はちゃんと考えてくれている人を信頼する>

・賢いふりをするな。賢く振る舞え。

・ちゃんと考えてくれている人とは長期的に関係を築きたい。

<人と戦うな。課題と戦え>

<知識は誰かのために使って初めて知性となる>

・頭のいい人は知らないふりをする

・簡単にアドバイスするな。意見を言うな。とにかく相手に話してもらえ。

<承認欲求を満たす側に回れ>

・親切にされた時、人は承認欲求が満たされる。

 

・少ない情報を信じると馬鹿に見える

・確証バイアス:自分の都合のいい情報ばかり集める。それ以外は無視する。→あえて自分に都合の悪い情報に当たることで思考を掘り下げ、話を深くする。

・言葉の定義の認識のずれによって起こるトラブルは多々ある。(例えばゴミ捨て。新しいゴミ袋をセットするまでがゴミ捨てと思っている人もいる。)→身近な言葉の微妙な違いに意識的であれ

・言葉に敏感になり、定義を掘り下げることは、言い換えれば、思考の解像度をあげると言うこと。それにより、見えている世界も伝わり方も変わる。

・成り立ちを知ることで人と違うアイデアも深い議論も生まれる。

・話のわかりやすさは、理解の深度で決まり、理解の深度は、どれだけ分けて整理できるかで決まる。(芸能人格付けチェックで、高額なものと安いものを見分ける能力は専門分野において分ける能力が高いことを意味する。音の高さ、響きの違いなど)

・結論から話す=相手が知りたい話から話して相手の聞くスイッチを入れる。

・社会に出て話を聞けない人は、自分の認識できたことだけを切り取って話を聞いている人のこと。

・相手の言いたいことを考えながら聞く。自分の言いたいことを考えながら聞くのではなく。

・意見を求められても安易に言わない。同調してもらい、安心したいだけ。

・話が途切れたら沈黙する。

・アドバイスではなく言いたいことを整理してやる(ゴールの確認、考えていることを聞く、話を整理して相手の意思決定を助ける)

・ちゃんと考えて質問すると言うのは、質問する前に相手の立場に立ち仮説を持って質問をすると言うこと

・言語化コストを進んで払う側に回る(相手の言語化の負担を減らす)

・〇〇ではなく△△だ。(お好み焼きは焼き物ではなく蒸し料理です。サードプレイス(スタバ))→知性を感じる。

・ネーミングにこだわる。→インパクトを残せる、人の行動が変わる。