西本願寺 「大谷光真 門主」の御法話 -184 | 安 明高 の 生 活

安 明高 の 生 活

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高野山又は京都の東寺なのですよ。
【これは総ての先達が知っているよ】

宗名 「 浄土真宗 」 に思う - 1

皆さまもよく知っておられると思いますが、

蓮如上人がお作りになった 『 御文章 』 の一帖目第十五通に

 「 宗名の章 」 と申しまして、
浄土真宗という名前について蓮如上人がお書きくださった

ものがございます。

原文は、また、

あらためて拝聴していただきたいと思いますが、
最初の方の要点をちょっと申します。

問答の形になっておりますが、

今から五百年近く前、
蓮如上人の時代に、

当時の人たちは、

私達の宗門のことを「 一向宗 」 と名づけて呼んでおりました。
47-8
そこで、

それはどういうことでございますか、

と蓮如上人にお尋ねしたのです。

一向とは、

一つに向かうという字でありますが、

一心一向というように、

ひたすら法に向かってという気持ちでありましょう。

浄土真宗という正式の名前があるにもかかわらず、

一向宗と呼んでいたことについて、

蓮如上人は、

たいへん行きとどいたお答えをしてくださっています。

私たちの流れを一向宗と名乗るのは、

特に祖師聖人がお定めになったことではありません。
47-9
私たちは、

阿弥陀如来一仏を頼みにし、

他の仏さまや神さまに頼ったりすることがないから、

一向宗と呼ばれるのでしょう。
 

確かに 『 大経 』 のご文の中に「一向専念無量寿仏」と、
ひたすら無量寿仏を念ずるというおことばがあって、

そこから一向ということばも出ているから、

理由のないわけではありません。

このような説明がありました後、

親鸞聖人は、

この宗を浄土真宗とお定めになったのである。

ですから、

私たちは自分から一向宗と呼ばないで、

浄土真宗というべきであろう。

というのは、

お浄土に生まれようという願いをもった人びとの中にも、

例えば、お念仏をたくさん称えたり、
それだけでは足りずにいろいろの行をまじえる雑行の考えを

持った人びともいる。

そういうことと区別して、

ただ浄土宗ではなくて、

浄土の真実の教えというふうにおっしゃっているのであって、

そこに特別に“真”の字をお書きになったわけがあります。
 

   (続きます)

 

浄土真宗本願寺派 大谷光真 門主述
本願寺出版社刊 「願いに応える人生」より

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆  

 

今日も命を授けていただきありがとう (^-^)

二度とない人生

だから 今日が大事、今日が大切 

今日もいい日でありますように 【合掌】

 

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