【十識論 】 | 安 明高 の 生 活

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【南無大師遍照金剛】 * 7

釈尊の教えを知るための仏教講座

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「大垣 国久さんの講話より

 

「 十識論 」           

瑜伽行唯識学派のいう唯識とは、

あらゆる存在が

八種類の識により成り立っているという説(八識論)。

4~5世紀にインドにおいて栄えました。

 

もともと人は五感により外界を認識するが、

外界は人が認識しているだけであり、

心の外に事物的存在はないとし、

その認識の根源に第八識の阿頼耶「alaya蔵」をおいた。

 

中国において

天台宗華厳宗により第九識が加えられる。

ちょうど如来蔵思想とも重なり

本来心は清浄とした第九識の阿摩羅識amala-vijñānaをおく。

 

玄奘は如来蔵(仏性)は

阿頼耶識に含まれるとして

阿摩羅識amala-vijñānaを認めていない。

 

さらに真言宗では

第十識、乾栗陀耶識hṛdaya-vijñānaを加えられる。

 

真言宗の本尊は大日如来であり、

宇宙を包括する仏であります。

 

阿頼耶識も阿摩羅識も大日に含まれるという意味でしょうか。

 

hrdayaは般若心経の「心」である。

つまりすべてにおける核心と言った意味になろうか。

 

さらに第十一識も企てようとしたが

さすがに認められていません。

 

1.眼識

2.耳識

3.鼻識

4.舌識

5.身識

6.意識

7.末那識

8.阿頼耶識 ālaya-vijñāna「蔵」「阿頼耶識縁起」瑜伽行唯識学派

9.阿摩羅識 amala-vijñāna「心は本来清浄であるとする如来蔵」天台宗

10.乾栗陀耶識 hṛdaya-vijñāna「大日如来」真言宗


 

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今日も命を授けていただきありがとう (^-^)

二度とない人生

だから 今日が大事、今日が大切 

今日もいい日でありますように 【合掌】

 

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