山頭火随筆集-6 | 安 明高 の 生 活

安 明高 の 生 活

日頃の気になること と
坂村真民・種田山頭火さんなどの作品を掲載してます

御先祖の御加護に感謝をし
日本百観音などを参拝の後
お四国を錦札で巡拝できる喜びを感じて
弘法大師・法然上人・親鸞聖人などの魅力を紹介してます。

【南無大師遍照金剛】 * 7

禅僧として各地を行乞の旅。

旅のさなかに数多くの句を残した

俳人山頭火の

公開された作品を掲載します。

赤い壺

種田山頭火 

1916年(大正5年、34歳)

「層雲」大正5年3月号ー2

 

自己を掘る人の前にはたった一つの道しかない。

狭い険しい

ともすれば寂しさに泣かるる道しかない。

叱られて泣いた昨日があった。

殴られて腹も立たない今日である。――

悔なき明日が来なければならない。

外部の圧迫は内部の破綻を緊密にする。

そこに人間性の痛切な一面がある。

死を恐れないのではない

死よりも恐ろしいものがあるからである。

肉を虐げることによって霊を慰める人のはかなさは!

霊肉合致とは霊が肉を征服することでなくして

肉が霊のあらわれとなることである。

彼が堕落の悲しさよ

彼は真摯なるが故に堕落したのである。

骨肉のなつかしさ、骨肉のあさましさ。

犠牲という言葉のためにはあまりに多くの犠牲が払われた。

(青空文庫作成ファイル)より

 

(続きます)

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今日も命を授けていただきありがとう (^-^)

二度とない人生

だから 今日が大事、今日が大切 

今日もいい日でありますように 【合掌】

 

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