むすびの地で芭蕉句碑めぐり -5 平泉 | 安 明高 の 生 活

安 明高 の 生 活

日頃の気になること と
坂村真民・種田山頭火さんなどの作品を掲載してます

御先祖の御加護に感謝をし
日本百観音などを参拝の後
お四国を錦札で巡拝できる喜びを感じて
弘法大師・法然上人・親鸞聖人などの魅力を紹介してます。

【南無大師遍照金剛】 * 7

むすびの地で

芭蕉さんの句碑めぐり 5 平泉

「4 笠島」から南へ

東西の道路を渡り貴船神社の広場にあります

 


藤原清衡・基衡・秀衡と続いた奥州藤原氏三代の栄光も

邯鄲一炊の夢の故事のようにはかなく消え

南大門の跡はここからすぐ一里の距離にある


秀衡の館の跡は田野となり、その名残すら無い

ただ、秀衡が

山頂に金の鶏を埋めて平泉の守りとしたという

【金鶏山】だけが、形を残している
630

まず義経の館のあった高台、【高舘】に登ると

眼下に北上川が一望される

南部地方から流れる、大河である


衣川は秀衡の三男和泉三郎の居城跡をめぐって

高舘の下で北上川と合流している

嫡男泰衡の居城跡は

衣が関を境として平泉と南部地方を分かち

蝦夷の攻撃を防いでいたのだと見える


それにしてもまあ

義経の忠臣たちがこの高舘にこもった

その巧名も一時のことで今は草むらとなっているのだ
629

国は滅びて跡形もなくなり

、山河だけが昔のままの姿で流れている

繁栄していた都の名残もなく、春の草が青々と繁っている

杜甫の『春望』を思い出し感慨にふけった

笠を脱ぎ地面に敷いて、時の過ぎるのを忘れて涙を落とした
627
夏艸や兵共が夢の跡
628
奥州藤原氏や義経主従の功名も

今は一炊の夢と消え、 夏草が茫々と繁っている 
 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


今日も命を授けていただきありがとう (^-^)

二度とない人生

だから 今日が大事、今日が大切 

明日もいい日でありますように 【合掌】

 

日本ブログ村に参加しています
こちらのバナーをクリックすると

大勢の方のお遍路ブログが覗けます 

お寺好きの方 ぜひクリックしてね。
   ダウン       ダウン
   

クリック有難う御座いました