むすびの地で
芭蕉さんの句碑めぐり 5 平泉は
「4 笠島」から南へ
東西の道路を渡り貴船神社の広場にあります
藤原清衡・基衡・秀衡と続いた奥州藤原氏三代の栄光も
邯鄲一炊の夢の故事のようにはかなく消え
南大門の跡はここからすぐ一里の距離にある
秀衡の館の跡は田野となり、その名残すら無い
ただ、秀衡が
山頂に金の鶏を埋めて平泉の守りとしたという
まず義経の館のあった高台、【高舘】に登ると
眼下に北上川が一望される
南部地方から流れる、大河である
衣川は秀衡の三男和泉三郎の居城跡をめぐって
高舘の下で北上川と合流している
嫡男泰衡の居城跡は
衣が関を境として平泉と南部地方を分かち
蝦夷の攻撃を防いでいたのだと見える
それにしてもまあ
義経の忠臣たちがこの高舘にこもった
国は滅びて跡形もなくなり
、山河だけが昔のままの姿で流れている
繁栄していた都の名残もなく、春の草が青々と繁っている
杜甫の『春望』を思い出し感慨にふけった
笠を脱ぎ地面に敷いて、時の過ぎるのを忘れて涙を落とした
夏艸や兵共が夢の跡
奥州藤原氏や義経主従の功名も
今は一炊の夢と消え、
夏草が茫々と繁っている
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
今日も命を授けていただきありがとう (^-^)
二度とない人生
だから 今日が大事、今日が大切
明日もいい日でありますように 【合掌】
日本ブログ村に参加しています
こちらのバナーをクリックすると
大勢の方のお遍路ブログが覗けます
クリック有難う御座いました