本の紹介 : 凡事徹底――九州の小さな町の公立高校からJリーガーが生まれ続ける理由 | 大庭スポーツクラブ

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凡事徹底――九州の小さな町の公立高校からJリーガーが生まれ続ける理由

https://www.sakaiku.jp/books/2017/013082.html

 

 

元日本代表の巻誠一郎、土肥洋一ら50名近くのJリーガーを輩出し、大津高校(熊本県)を全国大会の常連に育て上げた平岡和徳総監督。学校のスローガンにして平岡監督の指導理念「凡事徹底」とは、当たり前のことを人並み以上に徹底してやり抜くこと。

 
誰にとっても1日は24時間しかない。
 
それならば、勉強も生活習慣もすべてサッカーに還元されるよう「24時間をデザインさせる」。翌日の練習のためにしっかり眠る、この栄養素を摂るのはこういう身体にするためだと夢や目標を持って子どもたちが計画・実行することで、選手たちは自らの課題を見つけ、成長していく。
 
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放課後の部活は、指導者に練習を「やらされる」のではなく選手自らが「やる」環境を作るために練習は1日100分のみ。その理由は「終わりを作ることで途中を頑張れる」から。
 
独自の指導理論はサッカー部のみならず学校全体に浸透。他の部活動の成績アップ、生徒の学力向上をもたらし教育者としての手腕・功績を高く評価されている名指導者・平岡和徳監督のチームマネジメントと人づくりに迫る1冊。
 
本書はサッカー・スポーツ指導者だけでなく、教育関係者や一般の父兄、また職場などで指導的立場にある方々にとっても非常に参考になるヒントに満ち溢れています。