連日ブログに追われていますが(違)
こちらも観ました
侍タイムスリッパー
現代の時代劇撮影所にタイムスリップした幕末の武士が、時代劇の斬られ役として奮闘する時代劇コメディ
と、言うことで
撮影のドタバタや
侍姿から現代風に風貌が "馴染んでいく" 様や
真面目なのが面白くて
ギャグも「デデでん!」(←太鼓の音)
いい意味でベタで外さない
くるぞくるぞ、きたー!って感じで
あははと声を出して笑ってしまうコメディ
出てくる人がみんないい人で
(クソガキども除く)
中でも主人公が1番いい人!
馬木也さん最高ー!
その姿はとても礼儀正しく武士道を貫き
そんな主人公を
「普段から武士になりきっている役者バカ」
と、思っている周囲の人たち笑
何かと成り立っちゃってるアレコレも面白くて笑笑
斬られ役として、あれよあれよとフィーバー
ついに "ある人" からのご指名で大抜擢!
が、その撮影で、会津の仲間たちの最期に心を痛め…
現代にいても武士としての魂
その生き様に感動してホロっと…
からの笑い
…からの笑い!(かぶせてくる〜笑)
予算はあまりかけていないんだろうな
と思うけれど
面白い本とお芝居が上手い役者さん、見事な殺陣など揃うと
(CGでここグルっと回って謎の大ジャンプ!とかなくても)
こんないい作品できるんだ
(と謎の立ち位置発言で失礼します)
って、それを観られて
そういうことも嬉しくなっちゃいました
単館上演なのがもったいない
スクリーンに映し出される
「おわり」の文字に
自然と拍手がわきおこる素敵な作品でした!
お時間ありましたら是非オススメしたいです
<STORY>
時は幕末、京の夜。
会津藩士の高坂新左衛門は暗闇に身を潜めていた。
「長州藩士を討て」と家老じきじきの密命である。
名乗り合い両者が刃を交えた刹那、落雷が轟いた。
やがて眼を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所。
新左衛門は行く先々で騒ぎを起こしながら、守ろうとした江戸幕府がとうの昔に滅んだと知り愕然となる。一度は死を覚悟したものの心優しい人々に助けられ少しずつ元気を取り戻していく。
やがて「我が身を立てられるのはこれのみ」と刀を握り締め、新左衛門は磨き上げた剣の腕だけを頼りに「斬られ役」として生きていくため撮影所の門を叩くのであった。