経営難に陥った農場を立て直すべく納屋にキャバレーをつくった驚きの実話をもとに描いたフランス製ヒューマンドラマ。 



映画『ショータイム!



農場の再建の物語であり

そこに関わる人々の再生の物語でした




そうだキャバレーをやろう(とは言っていない)


"出張" オーディションで

クセ強メンバーが集結


家族や友人の協力も得て

皆で農場キャバレー作りが始まるわけで




もっと個々のキャラクターを

掘り下げたエピソードも見たかったな

みんな素敵なんですもの



そんな限られた中でも

・主人公の元妻

・秘めた愛の話

・農場を守りたい祖父

のストーリーも共に進行していき



一難去ってまた一難

なんやかんや

紆余曲折の末、オープン目前に…!



「夢みがち」

と言われる主人公ダヴィッド


どこかぼんやりしていたり

あがり症だったり

ガツガツしていないところがまた可愛くて


それでいて、諦めそうになるけど

諦めない

再び立ち上がる姿が心に響きます



最後の曲がまたグッときたなあおねがい


どこまでが実話なのかな

着地はどこかな

と、思いながら観ていたので


その辺りを含めた

エンディングも後味良く



何度もクスッとしながら

最後は遠い昔の青春を思い出すような

素敵楽しい作品でした爆笑



STORY


フランスの中南部、酪農家のダヴィッドは地方裁判所へ“出頭”する。

3代続いた農場が経営危機により差し押さえられてしまうのだ。何とか2か月の猶予を与えられたものの、挽回の策はない。

途方に暮れた帰り道、道端に明るく輝くネオンサインを見つける。『キャバレー』だった。

そこで見たのは、妖艶なダンサー=ボニーの魅力的なパフォーマンス。ダヴィッドは、納屋をキャバレーに改装して勝負を賭けようと思いつく。

折しもクビになったボニーに、ダヴィッドはショーの出演と演出をもちかける。

怪しまれるも、ボニーはマネージャーと喧嘩別れしたばかり。かくしてボニーは演出兼任の鬼となり、ダヴィッドが集めた訳ありパフォーマーを厳しく鍛えると、みるみるうちにステージのパフォーマンスが出来ていく。

いよいよオープンを明日に迎えた日、思いもよらない事態が起きてしまう…。