月組バウホール公演

Golden Dead Schiele

配信視聴しました



天才画家エゴン・シーレ(彩海せら)

鉄道技師になるという親が決めたレールに乗せられるも父が亡くなりアカデミーへ入学


・才能を開花させるがアカデミーを辞める

・仲間と展覧会開催、が失敗、酷評

・ヴァリとの出会い

・少女誘拐の嫌疑で勾留

・戦争、徴兵

・ヴァリとの別れ


そして、死



エゴンの物語であり

取り巻く人々の物語も見えて


「線描のダンサー」役の皆さんが

絵を描くようにエゴンの苦悩を彩り

とても美しかったです


最後に描いた絵

「死と乙女」

まさにこの作品(物語)を表していて

おおおおお〜熊倉先生お見事です




記者でありエゴンのパトロンの

アルトゥール・レスラー(英かおと)が

エゴン・シーレのことを振り返る形で物語が進み




あみちゃんエゴン、絵を描くこの一点のぶれなさ

真面目というか、こういうお役はまりますね 

感情の起伏も絵を描くという中心が常にあるお芝居

そして歌が上手い


そんなエゴンと愛し合うヴァリは

歌姫のりりちゃん(白河りり)

出自に負い目を感じながらもエゴンを愛し続ける

心根の清楚さが溢れていて


耳福な真ん中ふたりだけでなく



エゴンに助けを求める少女タチアナ 

彩姫みみちゃん、応天の門の新人公演でも

綺麗な歌声だなあと思ったのですが

柔らかく美しい歌声で 

緊迫した台詞が歌になっていて!



画家クリムト、るねくん(夢奈瑠音)

酸いも甘いも噛み分けた 

偉大であり、画家(才能)の終末の姿をも


自らの背中を見せ、エゴンの背中を押す 

と ここにもドラマがあって素晴らしかったです


他にも

隣人で後に姑となる梨花さん

叔父役の佳城さん

母役のももちゃん(桃歌雪)

など脇をかちっと固めていて



エゴンの芸術家仲間の

るおりあ(瑠皇りあ)と七城雅


線描のダンサー役の他に

ギムナジウムのシーンで

ぷく(和真あさ乃)、めいめい(涼宮蘭奈)、しゅり(天つ風朱李)


と、これからの月組を感じる若手メンバーの活躍


そしてそして

死の幻影、かのん(彩音星凪)!!!!!

その踊る姿がお芝居(台詞)でもあって

存在感ももちろん、表現力がすごかった

徴兵状を持ってくる役なのもまた演出いいですね

この作品の1番のハマり役って思いました


戦地でエゴンとヴァリが歌っているシーン

上手の階段のところにもいました?

配信では見切れていて人がいるよう

なのしかわからなかったぁ



踊り子のみかこ(羽音みか)

芸術家集団のひとりのだいあくん(月乃だい亜)

エゴンの妻になるまのんちゃん(花妃舞音)

その姉、こありちゃん(菜々野あり)

と見せ場があり


フィナーレのデュエダンは

本編の情熱的なふたりを思わせるような振付も素敵でした

欲を言えば生で観たかったですが(欲深です)

こうして配信で作品観られて感謝です


あと1日完走できますようにおねがい




と、いうことで
2月の観劇予定は

むらさき音符月組 Golden Dead Schiele(配信)←済
むらさき音符SMOKE 
むらさき音符う蝕
むらさき音符ジーザス・クライスト=スーパースター


どれも楽しみですニコニコ


今日は節分ですね

太巻き買ってみたけど馴染みがないので

普通にカットしてみた笑

さあ、豆まきしよー