(↑先週宝塚観た後にパチリ)

ニューヨークに住む16歳のキャロル・キング(水樹奈々/平原綾香)は、教師になるように勧める母親のジニー・クライン(剣 幸)を振り切って、名プロデューサーのドニー・カーシュナー(武田真治)に曲を売り込み、作曲家への一歩を踏み出す。やがて同じカレッジに通うジェリー・ゴフィン(伊礼彼方)と出会い、恋に落ちた二人はパートナーを組み、キャロルが作曲、ジェリーが作詞を担当するようになる。ほどなくしてキャロルは妊娠、結婚した二人は必死で仕事と子育てに奮闘する。同じ頃二人は、ドニーがプロデュースする新進作曲家と作詞家のコンビ、バリー・マン(中川晃教)シンシア・ワイル(ソニン)と良き友人となり、互いにしのぎを削り、ヒットチャートの首位を争うようになる。数々のヒットを放ち、全てが順調に進んでいるかのように思われたが、そこには新たな困難が待ち受けていた――。


キャロル・キング ★水樹奈々/平原綾香
バリー・マン 中川晃教
ジェリー・ゴフィン 伊礼彼方
シンシア・ワイル  ソニン
ドニー・カーシュナー 武田真治
ジニー・クライン 剣幸

伊藤広祥 神田恭兵 長谷川開 東山光明 山田元 山野靖博
清水彩花 菅谷真理恵 高城奈月子 塚本直 MARIA-E ラリソン彩華



ビューティフル観劇
1幕80分 休憩30分 2幕65分

初演が2017年の再演です
(余談ですがビリー・エリオットも同じ時期に初演でしたね)

プリンシパルは全員続投、アンサンブル もメンバー少しだけ変わり(スウィングは無しになったんですね)

キャロルキングの半生を彼女(や、その仲間たち)の作った楽曲で綴られるジュークボックスミュージカル

ストーリー自体はそこまでのハラハラドキドキはないので音楽を楽しむ作品かなと思います


1幕は作曲→ヒット(アンサンブルさんが歌手役で歌う)が早いテンポで続くのでナンバーのラッシュ
歌ウマさんたちで耳福のビューティフルです

っていうか、作曲家たち歌上手すぎじゃない?
自分たちで歌ってレコードで良くない?
と野暮なツッコミもいれたくなる

お隣の席はキャロリキングファン?の奥様達だったようで曲が始まるとノリノリなのが微笑ましくて、私も楽しくなりました


観ながら「あ〜そうそうこんなだった」と細かいエピソードを思い出し

最初の剣さんと水樹さんの親子のシーンが短くなっていてお父さんのこともサラッと

なので毒親度がなくなっていてその後の
ジェリーとのシーンも印象が変わりました


冒頭のキャロルのティーン時代の声がさすがで
すっごく自然でティーンエイジャーでした
そして全編お芝居が上手いですよね

彼女が悪いわけじゃない
けれど旦那が「息が詰まる」というのがわかる
2人の根本的な部分が合わないだけ
みたいな、すれ違いが観ていてスッと入ってくる


伊礼さんイケてる学生時代から大人まで
ラブラブ、作詞(仕事も家庭も大事に)燃える期
からの浮気、心が壊れる期、そして離婚後カーネギーホールでの再会まで

ある意味彼がこの物語を動かしているのではとふと思いました


キャロルとはライバルであり友人であり切磋琢磨な関係
病気ノイローゼの作曲家のアッキー(笑)と
作詞家ソニンのカップルはやっぱり可愛い!

ふたりが出てくると次は何(面白いこと)言うんだろう
期待の空気が流れていた気がします(自分もそのひとり)

登場シーンから台詞のやり取り(特にソニンの声)アメドラみたい

ビターエンドでのいちゃつきはコロナ禍だから?今回はキスしてなかったです(←このイチャイチャが初演可愛くて可愛くて)


そして水樹さんおめでとうございます
1幕はお腹周りゆったりした衣装でヒールも低いので見た目ふんわりされていました

カテコでやたらキャストさんが2階席見てるなーと思って見あげてみたら「水樹ママおめでとう」の紙持っている方が♪

最後のI feel the earth move は総立ちで盛り上がれるのが良いですね

今回しかチケット取ってないけど曲を聴きにもう1回行きたいなあ…

終演後は友達とノンアルコールで乾杯して語らうタイム
あー久々!こういう時間も楽しいの〜!