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ミュージカル・ゴシック「ポーの一族」
原作/萩尾 望都「ポーの一族」(小学館フラワーコミックス)
脚本・演出/小池 修一郎

永遠に年を取らず生き永らえていくバンパネラ“ポーの一族”。
その一族に加わったエドガーが、アランやメリーベルを仲間に加え、
哀しみをたたえつつ時空を超えて旅を続けるゴシック・ロマン。

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今日は急遽 花組 「ポーの一族」11:00公演観劇でした
本当に本当にチケット取れなくてライブビューイング申し込み
しようとしていた矢先、嬉しい!
 
原作未読、なんとなーくのあらすじだけネットで斜め読みでの観劇の感想です
 
現代のバンパネラ研究家たちが会うところから始まり
編集長役のマイティの曾祖父(マイティ二役)の研究の記録を振り返る
その後も何度か記録を読み上げ彼らがストーリーテラーとなり
場面転換の背景に西暦表示や推移がわかりやすかった
 

二役(もしくは三役)もエドガーが人間だった時代
バンパネラとして長い月日を過ごしてメインとなるホテルでの出来事の時代(&現代)
と繋がりがある人であったりする(無い人もいるけど)のも面白い

 
そんなこんなな最初のシーンの説明からの
「ポーの一族!」ばばーん!登場!みりおさんエドガー
薔薇がぁぁぁぁぁ~~!!!(興奮)

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宝塚って美しい世界だけど、このビジュアル。。すごい。

そしてバンパネラの哀しみを唄う

劇中も幾度となく見せる哀しみ、そして何とも言えない妖艶さと

ここどこ?って錯覚起こしそうになり

 

 

仙名さんはヒロインポジではなかったけれど、エドガーが淡い恋心を

抱く相手(一瞬で砕かれるけど)


その後も母・息子として振る舞わなければならない関係に・・・

「いつもお姉さんですかと聞かれる」の台詞も分からなくは無い

けど、かわいらしい声ながら大人っぽさもあって

瀬戸さんとのご夫婦ぶりもステキでした

 



そして、今回の相手役(だよね)れいくん

こちらもまた登場から・・・

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みりおさんと二人並ぶと。はぁ(ため息)なんじゃこりゃ~(興奮。再)

二幕の学校で(エドガー来ないなぁ)階段でひとりポツンの姿なんて

抱きしめたくなる~

 

叔父さん殺したと思ったから仲間になろうと思ったの?

その後の「崩壊した家族に絶望」(的な)台詞でなるほど

その前まで勘違いのままパンパネラに、と思ったので切ないではないか~

(ただの自分の勘違い思い込みでした)



もうひとりのヒロイン 華優希ちゃん

とても可愛かったー

無邪気に兄(エドガー)にまとわりついているのも可愛いし、弱って儚い姿も可愛くて

アランには少し惹かれていたのかな?


 


プロローグから総力って感じで

エドガーダンサー(←勝手に言ってます)やら
状況説明などかなりわかりやすく纏められていて物語に入りやすかった

 

その他疑問&感想


・村の子たちカワイイ。下手で儀式見ちゃってのお芝居も上手~
学校でも絡むのね、あれんくんに視線奪われ
・しろきみちゃん、図々しいのが面白上手いこと!あの兄弟がいかにも少女漫画に出てくるイジワル風味なのが(笑)

・ちなつさんの色気が。。。色んな女性と浮名をがぷんぷん(褒めています)
・エドガーとの出会いでのナンバーでシーラが「ポーの一族」って歌ってるけど、バンパネラって言わなきゃネタバレにならないのかな?
・高翔さん老ハンナが消える「煙」なるほど(死体が残らない)「一番怖いのは人間」台詞の説得力

・降霊会は何夜行われていたの?(1日だけかと思っていた)

・花屋のくりすちゃんはあの後どーなった?
・一樹さんさん大老ポー、棺から出た〜、ん?なるほど長年眠ってたのね。長の存在感すごっ

・海辺の小屋に注意の小屋に暖炉があった(←)

レイチェル花野さんまさか義理の弟と〜、発作後の横たわっているお顔が特にキレイだった
・マイティ、しょうくんソロありみんな歌ウマいなぁ




そしてそして


エドガーとアランが乗った薔薇のゴンドラがー!!(大興奮)


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前後左右にあーた(誰)
もー、美しいものをこれでもか見せていただきましたです、はい


ラストは高校での明るいアップテンポのリプライ
時の流れを感じさせる

あなたの隣にもバンパネラいるかもよ的な?

そこでの制服姿も最後まで美しいおふたり

 

 


そして、ポップな曲調のラストからのフィナーレ
仙名さん、ちなつさん、瀬戸さんの安定感
ポーの一族の世界観も出ていてとても良かった

デュエダンではしっかりからみのトップコンビ
キリリとかっこいいダンス


ロケットでリフトされている舞空瞳ちゃんかわいい


ピンクの裾ヒラヒラみりおさん似合いすぎー

 
群舞は言わずもがな目が足りない&リピしたい~
ソロパートもカッコイイ!!
 
 
原作ではもっと沢山のエピソードがあってカットされているのだろうけれど
緩急があってうまく一つのお話として出来上がっているなと思いました
生で観られて嬉しかったです
 
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