世の中にある全てのものは自分から動いているものと、他から作用を受けて動かされているものに分かれるようです。
動くのは生物で、植物は大地に固定されていますが成長して大きくなるし動物は思うままに動き回っています。動かされているのは風に吹き飛ばされる土砂などで、他の砂粒などがなければ動かないでしょう。
殆どの人は、動くのは生物も動かされるのは土砂や空気や水のようなモノも同じ物だ、と思っています。土砂や空気・水のようなモノは生物と同じで、見え、匂い、触ることが出来ます。
そこで、なぜ生物は風に逆らってでも動こうとするのだろうか、と考えてみました。
生物は動かないと死んでしまい、死んだら死骸というモノになります。モノになりたくないから生物は生きつづけ動きつづけているのだと思います。
動くのは、強い弱いの違いがあっても「生きよう」と言う思いがあるから、と言う以外考えつきません。
では、「生きよう」という思いがなかったら死んでしまうのでしょうか?
死にたいと思っても寿命がある限り、元気であれば脳も心臓も肺も、自分で止めることは出来ません。きっと、一人ひとりの思いを遥かに超越した何かがあるのでしょう。
一体それは何かということですが今のところ分かりません。絶望して死にたいと思っても、空気や食べ物があり首を吊る紐や刃物のような道具や断崖絶壁がければ、寿命が尽きない限り死ねないでしょう。
マイペースで動きつづける生物の器官が、人の思いだけでは止められないのは、きっと地球にとって生物がいなくなったら「ヤバイ!」何かがあるのでしょう。