人口の減少(2) | のこしたいもの

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世界の人口は現在80億人、2100年には108億5000万人を超えて上限を迎えるだろうとされています。

 

貧困が労働力の供給源として人口が増え続けてきた(子の誕生)のですが昨近の状況(韓国、日本など)は異質です。

 

生物(動物)は分裂や生殖によって自己増殖すると定義されていますが、ヒトは生物でありながら他の生物とは決定的に違っています。ヒト以外の生物は「食い殺されないで寿命を迎えるのが唯一の生き方ですが、ヒトは農耕牧畜を始めて自前で食料を作り出すことに成功しました。

 

他の生物の生き方を規定していた食料の確保を命がけの争いをしなくても出来るようになった訳で、職業の数だけ生き方ができたことになります。

 

人口増加の原因はヒトが直立二足歩行をして自由になった二本の腕を活用して身体農耕牧畜を始めたことにあります。

紀元元年、2億人だった人口は産業革命が浸透して10億人になり現在80億人になりました。そして2100年には108億5000万人を超え、人口の上限を迎えるとされています。

 

世界ではまだまだ人口が増え続けるのですが、日本や韓国のように食の安定を確保したヒトの中でも人口が減少に向かっている国もあります。

イギリスは2060年頃に約7500万人となってピークを迎え、2100年までに7100万人へと減少するとみられています。移民を受け入れなければ米国以外の先進国も人口は減少に向かうのでしょう。