人口(1) | のこしたいもの

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かつて人口増加に食料生産が追い付かないので地球規模で大きな問題になった時代があったことを記憶しています。このところそういう話題はあまり耳にしませんが、人口増加の問題が解消した訳では決してないと思います。

 

そこで、かつて地球にはどれくらいの人口があったのかを調べてみました。

農耕牧畜開始時(約1万年前) 総人口(500~800万人)

文明発祥時(約 5千年前)    総人口(1,000万人)

紀元元年(AD 0年)     総人口(20,000万人)

産業革命後(AD 1900年頃) 総人口(100,000万人)

現在(AD 2024年)     総人口(800,000万人)

世界人口は、2100年には108億5000万人を超え、人口の上限を迎える。

らしいのです。

 

農耕を始めたということは画期的なことだと思います。そんな大昔、全ての動物は「食い殺されないで寿命を迎える」ことが唯一の生き方だったはづですが、人類は食料を自前で作ることに成功したのです。約5万年前アフリカから世界中に進出した人類が例外なく、住みついた土地で食料を作ったのです。

 

どうしてそんなことが出来たのか、気が付いたことがあります。自分を支えることから解放された二本の腕が備わっているのは人類だけなのです。二本の腕があったから植物を栽培し動物を飼育することが出来たのです。

 

植物以外のあらゆる生物は命をかけて他の生物を食べて成長し、子孫を残して種を繋いでいます。人類は、農耕牧畜を始めて命をかけなくても食料にありつける方法を見つけ実践したのです。